修正した東野 CS“4枠目”ゲット 原監督「非常によく映った」

2011年10月26日 07:39

野球

修正した東野 CS“4枠目”ゲット 原監督「非常によく映った」
<巨人・LG>3イニングを無失点に抑えた東野
フェニックスリーグ 巨人1―3LG
(10月25日 サンマリン宮崎)
 崖っ縁の最終テスト登板。巨人・東野が3回を2安打無失点にまとめて、CS先発ローテーション入りをほぼ確実にした。

 「前を向くしかないので。CSまで時間がないけどしっかり調整したい」。右腕は神妙な面持ちで意欲を燃やした。

 今季は開幕投手を努めながら9月は1勝3敗など、大事な終盤に調子を崩して8勝11敗に終わった。最終登板の11日、阪神戦(東京ドーム)も5回2安打2失点。4四球の内容に原監督からは「先発を命じた私自身が情けない」と厳しい言葉でだめ出しされていた。

 この日のフェニックスリーグ・韓国LG戦(サンマリン宮崎)がCS前最後のアピールの場。4回から2番手で登板した右腕は2死から見逃し三振。5、6回は先頭打者を出したが無失点に抑えた。

 23日の投球練習でプレートを踏む位置を一塁側から三塁側へ変更。「前よりも角度がついたと思う。左打者にはよく投げられた」と突貫修正に手応え。原監督も「非常によく映りました。腕のいいスイングワークでボールが行っていたと思う」と内海、沢村、ゴンザレスに続いてCSに最低限必要な4人目の先発として合格点を与えた。

 東野が先発となれば、連投が可能な西村を中継ぎに固定できる。8回の山口、9回の久保へつなぐ7回を西村が担えば、短期決戦で登板間隔が中3日の可能性も出てくる先発陣の負担も減る。

 東野の先発は中日とのファイナルSの予定。今季3戦2勝負けなし、防御率0・00のお得意さま相手にふがいないシーズンのうっぷんを晴らす。

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