樟南、甲子園8年ぶりの白星 山下完封!スクイズで決勝点

2013年08月12日 13:30

野球

樟南、甲子園8年ぶりの白星 山下完封!スクイズで決勝点
<樟南・佐世保実>9回1死満塁のピンチを併殺でしのぎ、5安打完封勝利を挙げた樟南・山下
 第95回全国高校野球選手権大会第5日は12日、甲子園球場で1回戦を行い、第2試合は4年ぶり出場の樟南(鹿児島)が2年連続出場の佐世保実(長崎)との“九州対決”を1―0で制し、2回戦に駒を進めた。先発の山下が5安打完封、スクイズで挙げた1点を守り抜いた。
 序盤は佐世保実・木下、樟南・山下の両左腕の投げ合いで4回まで両チームとも走者を出しながらも無得点。5回1死三塁のピンチを切り抜けた樟南は中越え二塁打で出塁した大谷を送りバントで三塁へ進め、続く池田が1ボール2ストライクからスリーバントスクイズを鮮やかに成功させて待望の先制点を手にした。

 鹿児島大会6試合で33犠打とバントを得意とする樟南は、この1点を中学時代からコンビを組む山下―緒方のバッテリーを中心に守り抜き、9回は1死満塁のピンチをしのいで、05年夏以来8年ぶりに甲子園での白星を手にした。

 佐世保実は昨夏も経験している先発の木下が8回7安打1四球で1失点と好投したが、好機にあと1本が出なかった。

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