大リーグ“併殺崩し”の危険な走塁排除へ 今季からルール導入も

2016年02月10日 09:33

野球

大リーグ“併殺崩し”の危険な走塁排除へ 今季からルール導入も
メッツのテハダ(右)は走者のスライディングを受けて転倒する (AP)
 米国のFOXスポーツは9日、走者がニ塁ベース付近で見せる危険なスライディングを制限するルールが、今季の開幕から導入される可能性があると報じた。
 大リーグ機構は今オフにこのルールの導入を検討。一方、選手会は併殺を阻止するという走者の積極的な姿勢を排除したくないという意向があり、なかなか妥協点を探ることができないでいた。しかし、情報筋によると両者の議論に進展があった模様で、そこで多くの共通点を見出せたとのこと。具体的にどのようなルールとなるかは示されていないが、守備側の選手がスライディングで負傷することがないように話は進んでいるようだ。

 昨季は“併殺崩し”のスライディングでパイレーツの姜正浩(カン・ジョンホ)が左膝のじん帯断裂。さらに、メッツのテハダも右腓(ひ)骨の骨折と、両選手ともにシーズン絶望の大ケガを負った。

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