【福島】双葉最後の夏、無得点で惜敗 94年の歴史に幕

2016年07月10日 05:30

野球

【福島】双葉最後の夏、無得点で惜敗 94年の歴史に幕
初戦敗退となり、スタンドにあいさつをする「相馬農・双葉・新地」のメンバー
第98回全国高校野球選手権・福島大会1回戦 相馬農・双葉・新地0―5安達
(7月9日)
 夏の甲子園に3度の出場を誇り、原発事故で本年度限りで休校が決まっている双葉が連合チームで「最後の夏」に臨んだ。6回まで0―1と善戦したが、終盤に失点し0―5で安達に惜敗。部員は女子マネジャー1人を含む3人で、左足に故障を抱え痛み止めを打って出場した3年生の松本主将は「双葉で野球ができてよかった。人生の宝物の思い出になった」と振り返った。

 野球部は94年の歴史にいったんは幕を下ろすが、今年からOBがマスターズ甲子園の県予選に参戦。野球部OB会長の渡辺広綱さん(61)は「(学校)再開まで我々が伝統をつないでいく」と涙ながらに話した。

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