元同僚も言葉かわさず…工藤、伊東両監督、CSへ静かな火花

2016年10月07日 14:21

野球

 クライマックスシリーズファーストステージ(CSファーストS、8日開幕)を戦うソフトバンク・工藤公康監督、内川聖一主将、ロッテ・伊東勤監督、鈴木大地主将がヤフオクドームで記者会見に出席した。
 シーズン2位で進出した工藤監督は「(就任)2年目でこのステージを戦うのは初めて。緊張しているが、選手を信頼し、熱く戦いたい」と団結心を強調。対する3位の伊東監督は「失うものは何もない。チャレンジ精神でぶつかる」と意気込んだ。会見で工藤監督は千賀の初戦先発を発表。伊東監督も涌井の先発を明言した。

 互いのチームのキーポイントとして、工藤監督は「柳田くんが戻った強力打線。ここにいる内川くんがいますが、クリーンアップ」。伊東監督は「強いてあげれば外国人。デスパイネとナバーロ。短期決戦では外国人特有の集中力を見せて欲しい」と話した。最後は並んで写真撮影に応じたが、言葉を交わすこともなく、西武黄金期にバッテリーを組んだ両監督が静かな火花を散らした。

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