花咲徳栄 裏方へ最高の報い 未練残しながら学生コーチ、分析担当に

2017年08月24日 05:30

野球

花咲徳栄 裏方へ最高の報い 未練残しながら学生コーチ、分析担当に
<広陵・花咲徳栄>3回2死、花咲徳栄の三塁コーチャー・久原は須永の2点打で喜びを爆発させる Photo By スポニチ
 【第99回全国高校野球選手権最終日・決勝   花咲徳栄14―4広陵 ( 2017年8月23日    甲子園 )】 花咲徳栄・岩井監督が選手に求めたのが「自立」だ。その象徴が背番号12の佐々木、同13の久原(くはら)だった。
 昨秋に指揮官から頼まれ、選手への未練を残しながら転身。学生コーチ、分析担当として裏方に徹した。時には嫌われ役となり、岩井監督の代わりに選手に厳しい言葉を掛けてきた。最高の結果で報われ「苦しいこともあったけど、今までやってきてよかった」と2人は声をそろえた。

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