清宮“中田超え”誓う「飛距離、本塁打数は負けないように」
2017年11月17日 05:30
野球
覚悟はできている。同じ一塁手の主砲・中田について問われ「これから練習して(今は)一つも勝ってるところはないけど、飛距離だったり本塁打の数だったりは負けないようにしたい」と言った。試合に出るには、侍ジャパンでも主軸を担ってきた中田からポジションを奪わなければならない。その先に、東京五輪での侍ジャパンの4番がある。高校通算111本塁打を誇るルーキーは、プロでは年齢が関係ないことを分かっている。
おごりはない。「中田さんは、(日本)代表の時にチャンスでの勝負強さは見ていて格好良かった。心の持ちようだったり、その辺を尊敬している」。来春キャンプは米アリゾナでの1軍スタートが濃厚で、実戦で多く起用される。1年目から勝負することは、チームの推進力にもなる。
清宮は一塁以外のポジションについて「ちょっとキャッチャーは(無理)」と照れ笑いを浮かべたが「自分は守備が嫌いということはないので、どこでもやれればやりたい」と語った。早実では一時期、中堅手もこなした。チームのためなら、どんな役割も挑戦していく思いもある。
会見には12年6月27日の日本ハム―楽天戦(東京ドーム)で始球式をした際、栗山監督からもらったメッセージ付きサインボールを持参した。「ずっと自分の机の上に置いてあった。そういうところから運命を感じている」。大阪桐蔭時代に87本塁打を放ち同じ怪物と呼ばれた中田と競い合うのもまた運命だ。
将来の夢はメジャーで本塁打王。清宮はこのオフ、メジャー挑戦を表明し、すれ違いとなる大谷を引き合いに出して言った。
「大谷選手のように人にどう言われようと自分の決めた目標だったり、信念だったりをこれからも貫いていきたい。自分もそこは目指している」
高ければ高い壁の方がいい。2018年。「日本ハムで一番印象に残った選手は清宮と言っていただければベスト」と真っすぐ前を見た。 (柳原 直之)
おすすめテーマ
2017年11月17日のニュース
特集
野球のランキング
-
日本ハム「鎌ケ谷ランフェスタ」ゲスト決定 “二刀流”静麻波ら12人
-
分業制の時代、投手に厳しい名球会基準…ソフトB工藤監督の提案は
-
大谷利用のポスティング 選手会は同意の見通し 来月初旬に発効見込み
-
【巨人秋季キャンプ】山本、打撃改造に手応え「自分のものにしたい」
-
-
【槙原寛己 視点】侍投手陣は反省必要 国際試合は「奪うより与えるな」
-
清宮 1年目4番ある?栗山監督「一回真っ白に戻してゼロから」
-
カブス モローら救援投手の獲得に興味 上原の去就にも影響か
-
巨人ドラ5田中俊、兄の背を追う「63」 兄・広輔が入団から2年使用
-
大リーグ MVPにアルテューベとスタントン ジャッジはイチロー以来のW受賞ならず
-
ギータ144キロ出た!ブルペンで大興奮「おっしゃー」
-
韓国に劇勝の稲葉新監督 初陣サヨナラ勝ちは星野監督以来
-
19歳・堀 侍で“プロ初勝利”「自分にもプラスになる」
-
龍馬“足”で見せた 劇打呼んだ二盗成功「一番しびれた」
-
山川4番の存在感!追撃のチーム第1号「まず一つ打てて良かった」
-
名手・桑原 目測ミスを猛省「ああいうプレーで流れ変わる」
-
清宮、注目の背番号は?1桁空きは「4」 26日ファンに第一声
-
阪神 大和の動向を静観「他球団の動きも見ながら…」
-
オリックス 大和と接触認める「口説き文句寝ずに考えている」
-
韓国・宣銅烈監督 サヨナラ負けも前向き「いい経験になった」
-
稲葉Jサヨナラ発進!開幕戦から日韓死闘 最後は田村が決めた
-
楽天・松井裕、来季も守護神 佐藤コーチ期待「サファテに負けるな」
-
大谷のポスティング改定協議大詰めか、選手会が4日後に合意期限設定
-
DeNA、大和に3年3億超!解禁即アタックで三つ巴争奪戦一歩リード
-
稼頭央15年ぶり西武復帰!17日正式発表 背番「7」が濃厚
-
清宮“中田超え”誓う「飛距離、本塁打数は負けないように」
-
清宮 1年目からの活躍誓う「期待に沿えるよう頑張る」
-
ハム、最高条件で清宮と合意 大谷に続く最多4人目
-
清宮記者会見“異例”待遇 神宮&秩父宮…思い出の地で
-
巨人・高木京バット折った!直球手応え 19人に安打性1本
-
広島・野村 広陵後輩・奨成をサポート「早く慣れてもらいたい」
-
DeNA、ハマスタ6000席増計画 20年3月までに
-
DeNAドラ2神里 目標は糸井「三拍子そろった選手に」
-
オリ田嶋 名左腕の系譜「29」OB井川が着用「僕の番号に」
-
ヤクルト塩見 出川先輩と神宮で対面だ「来ていただきたい」
-
ソフトBから楽天移籍の斐紹 登録名は本名「山下」
-
阪神・横田は育成契約に 脳腫瘍から復活へリハビリ専念
-
慶大に六大学初の女子主務 小林由佳さん「変わるきっかけに」
-
青学大監督復帰の河原井氏が抱負「まずは普段の生活から」
-
大谷、移籍先は二刀流最優先 代理人バレロ氏「彼の意思尊重」
-
大谷、移籍先は「全然決めていない」ジーター氏の発言に慎重
-
ジーター氏 大谷二刀流に理解も「1年通すの簡単ではない」
-
ヤ軍オーナー 大谷二刀流に興味「見るべきものがある」
-
青木はメジャー優先 バレロ氏「来年も米国でプレー希望」
-
サイ・ヤング賞発表 シャーザー&クルバーを選出