松坂 ランチ特打で柵越え2発、5000人沸く“堂々9人目の打者”

2018年02月04日 05:30

野球

松坂 ランチ特打で柵越え2発、5000人沸く“堂々9人目の打者”
中日北谷キャンプ ランチ特打で柵越えを2発放った松坂 Photo By スポニチ
 中日・松坂が今春の北谷キャンプ初の土曜日で集まった5000人観衆を打撃で沸かせた。森監督の発案で実施したランチ特打。32スイング目に朝倉投手コーチの内寄りの球を左翼席へ運び、2球後には低めの球に反応し左翼席へ。観衆の拍手に高々と右拳を突き上げた。53スイングで2本の柵越えに安打性も16本放った。
 「外で打つのは久々なので、自分がどうやって振っているかも分からない。(周囲から)打撃が良いと言われているので、打たないと、というプレッシャーはあった」

 山井、吉見、大野雄と4人で参加。吉見にも1本の柵越えがあっても朝倉投手コーチを「スイングスピードが違う」とうならせた。初のセ・リーグ移籍で「9人目の打者」としての重要性は認識。「バントは得意な方ではないのでしっかり練習しないと」と特打の中ではバントやバスターでの右打ちにも励んだ。さらに2日間の打撃練習を通じ「普段使わない箇所が張る」ことも確認。試合で打席に立つのはメッツ時代の14年までさかのぼるだけに今後も定期的に打撃練習で磨きをかける考えだ。

 全体練習終了後には机を置いて着席した形でサイン会を開催。100メートル以上の長蛇の列ができ、15分の予定を延長して約30分間ペンを走らせた。前日はファンが立ち入り禁止区域まで押し寄せたことで取りやめた経緯があり「昨日の形だとファンの方々が危険だったので」と対応した。キャッチボールも含めてノースローで、ファンへ感謝を示す一日になった。(倉橋 憲史)

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