大山、初の侍で収穫たっぷり 筒香の打撃観察「勉強になることばかり」

2018年03月02日 09:00

野球

大山、初の侍で収穫たっぷり 筒香の打撃観察「勉強になることばかり」
室内でフリー打撃を行う阪神・大山 Photo By スポニチ
 侍ジャパンが1日にナゴヤ球場で始動し、3、4日のオーストラリアとの強化試合に備えた。初選出の阪神・大山悠輔内野手(23)は日本の主砲でもあるDeNA・筒香の打撃を観察するなど初日から収穫たっぷり。東京五輪へ向けた侍の骨格形成が始まる中、まずは自らのレベルアップを誓う初日になった。
 一人の野球人として間近で見られることは幸せかもしれない。DeNAだけでなく、いまや日本の主砲となった筒香のフリー打撃を大山は順番を待ちながら見守った。天候の影響でナゴヤ球場横の室内練習場での打撃練習だったため、打球の飛距離などは分からなくても打球音から格の違いを感じ取った。

 「いろんな収穫がありました。凄いというか、勉強になることばかりでした」

 阪神にも福留、糸井、ロサリオら好打者が存在しても“和製大砲”という枠で筒香レベルはいない。打撃をじっくり見ただけでも学ぶことはあった。直後に臨んだフリー打撃では計38スイングで丁寧に広角に打ち分けた。

 「やるからには結果が全てだと思うが、貴重な場なので、結果プラスアルファを求めてやりたい」

 今回の侍野手陣で初選出は大山だけ。観るもの、聞くこと、全てが新鮮だった。西川とともに三塁の位置に就いたシートノックでは菊池、今宮らゴールデングラブ賞常連組ののグラブさばきも観察。「いろいろありました」と打撃だけでなく守備でも勉強になることは多かった。

 今春キャンプ途中から専念した三塁が主ながら一塁手用ミットも持参。「いろいろな準備をして対応していきたい」と代表の一員として与えられた役割を万全にこなすつもりだ。侍としては今回の強化試合が東京五輪へ向けた第一歩でも、大山は「まずは自分のことをやるだけです」としっかり足元を見つめた。

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