16年夏から休部のPL学園 “永遠の学園”存続危機にOB立ち上がる

2018年03月07日 10:40

野球

16年夏から休部のPL学園 “永遠の学園”存続危機にOB立ち上がる
PL学園時代、史上2校目の春連覇を成し遂げた佐藤公宏氏 Photo By スポニチ
 【センバツ群像今ありて~第1章~(7) 】 春夏の甲子園大会で計7度の優勝を誇るPL学園は16年夏の大阪大会を最後に休部。17年春には大阪府高野連から脱退し活動再開の見通しは立っていない。
 今年1月6日に大阪市内で開かれた硬式野球部OB会には中村や87年春夏連覇時のメンバーである片岡篤史(現阪神ヘッド兼打撃コーチ)ら74人が出席。昨秋に学校側と話し合いの場を持ったという鶴岡秀樹OB会長は「根気強く復活へ向け活動を続ける」と話し、片岡も「ユニホームを着ている自分たちがPLの経験を若い世代に伝えていければ」と魂の継承を意識する。

 第54回大会決勝では決勝戦史上初の先頭打者本塁打を放った佐藤公宏も思いは同じ。「当時は厳しい上下関係がありましたが、その良さは野球を離れた後にわかるもの。私の野球人生の原点ですから、なくなるのは心が痛い。とにかく復活を願うだけ」と代名詞である“逆転のPL”を期待した。

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