復調待つ…2戦連続KOの巨人・上原“勝利の方程式”外に
2018年04月16日 07:59
野球
2死から菊池に復帰後初被弾。その後も四球と連打で失点した。登板2試合連続で敗戦投手。10日のDeNA戦は1/3回を5安打3失点。斎藤投手総合コーチが「高いから自然と手が出る」と指摘していたフォークだったがこの日も菊池に浮いたフォークを運ばれた。
「勝利の方程式」から一時的に外れることが決まった。「大事なところで出て、前回と同じような感じ」と斎藤コーチ。登板のたびに湧き起こる大歓声。抑えれば一気に上げ潮となるが、その分、打たれたときの反動も大きい。チームの勝敗を左右する大きな存在であるだけに、敗戦処理などで登板を重ね、本来の姿を取り戻すことが必要と判断された。
3月頭に巨人復帰を決断。約1カ月で日本仕様のフォームなどを模索してきた。6試合で0勝2敗、4ホールド、防御率10・80と状態は上がって来なかった。上原は「急ピッチで仕上げたというのもあるし、今の疲れをどうにか取れるようにしたい」と口にした。
チームはリーグ最速の10敗目。球団史上4度目、2リーグ制以降では15試合目での10敗到達は一番早い。打線に粘り強さが出ている一方で、15試合中、13試合で先制点を与えている。現在も9試合連続中。その間の勝敗は1勝8敗となっている。先取点を取ることで、自軍のペースで試合を進めていきたい。 (川手 達矢)
《47年の14戦到達に次ぐワースト2位》巨人が今季15試合目でセ・リーグ今季最速となる10敗目を喫した。巨人のセ最速10敗は
75年17試合4勝10敗3分け
04年17試合7勝10敗
以来14年ぶり3度目。巨人が15試合目までに10敗するのは1リーグ時代の47年(14試合4勝10敗)に1度あるだけで2リーグ制以降では初めての屈辱となった。ちなみに高橋監督の10敗は16年が28試合目、昨年は22試合目だった。
おすすめテーマ
2018年04月16日のニュース
特集
野球のランキング
-
広島・中村祐、18日先発へ意気込み「第1印象が大事」
-
女子フィギュア樋口新葉が初の始球式 20日メットライフドーム
-
悪天候で大リーグの6試合が順延 9年7カ月ぶりの珍事
-
ロッテ まなみさん2位浮上「マクレ精神で1位を目指す」 売り子ペナントレース
-
-
松井と渡辺直 杜の都でファンの温かさに包まれた2人のベテラン
-
牧田 チームの3連勝に「投手も野手も自信が出てくるのが勝利というもの」
-
【隠しマイク】「おい、偽物!」ファンも松坂と間違えた人物は…
-
マエケン、次戦に向け投球練習 前回を反省「いい状態に持っていきたい」
-
イチロー、出番なし マリナーズ4連勝でストップ
-
大谷、次回登板は17日Rソックス戦「すごい大事な試合」 28日にマー君と対決も
-
大谷に黄色い声援の女性ファン 球団から自粛求められた
-
“踏み忘れ男”オリ・マレーロ“神業”生還 タイミングは完全にアウト
-
田沢、9回に登板、1回を2安打1失点
-
オリ・マレーロいとこ 追い越して幻弾に 踏み忘れ…平野も覚えていた
-
復調待つ…2戦連続KOの巨人・上原“勝利の方程式”外に
-
【大野豊氏視点】DeNA京山は高卒2年目とは思えない雰囲気 勝てる要素持っている
-
広島・丸1試合5出塁 74年王のプロ野球記録上回る勢い
-
DeNA京山球団初デビュー3戦3勝 筒香も舌巻く「いつも堂々としている」
-
DeNA球団新8戦連続先制点 宮崎初回2点二塁打
-
中日 同一カード3連敗 6失点笠原は開幕2連敗
-
広島・菊池7年目初体験!2打席連発 対戦したかった上原撃ち「完璧」
-
巨人・亀井 大瀬良撃ち1号も「まさか入るとは…」
-
巨人・坂本勇 9回2点打「勝たないと意味がない」
-
柳田どん逆転サヨナラ弾 9回ドラマ!薩摩8連勝でごわす
-
ソフトB内川 鹿児島で打率.613 2000安打に残り15
-
サファテから勝ち越したのに…ロッテ内 痛恨の被弾 柳田と勝負裏目
-
ロッテドラ2藤岡裕 59打席目プロ1号 執ような内角攻めに苦しむ
-
正義お先に!楽天・池田プロ1勝 6球団競合の創価大同期・田中より早く
-
楽天打線 爆発12得点 岡島3ランなど初回一挙8点
-
西武ウルフ 変調訴える 1死しか取れず8失点KO「右肘が…」
-
オリ山岡 3戦目で初勝利「去年よりは早かったです」
-
中田「超緊張」4シーズンぶり左翼 好返球で補殺マーク
-
清宮 2試合で先発へ 17日から楽天2軍と3連戦
-
糸井だ!福留だ!阪神 痛快8点連敗脱出や 4番ロサも復調気配
-
鳥谷 逆襲!今季初3安打「感覚は悪くない」さあここから本領発揮
-
阪神・岩貞 反骨1勝 開幕2軍も8キロ減量“10勝ボディー”切れた
-
由規 初回だけで40球…2敗目 小川監督「いいボールはあるけど…」
-
立大・川端健 4回零封初陣初勝利 昨夏U18主力左腕「甲子園と違う緊張感」
-
慶大1年正木 リーグ戦初安打「僕も打ってやろうと」
-
日体大・東妻 今季2勝目 最速151キロに「スライダー決まった」
-
東海大相模5回コールド8強 智弁和歌山戦の教訓生かす
-
イチロー上向き1安打 足でも魅せた!一塁到達3.79秒
-
エンゼルス 7連勝!開幕13勝3敗は球団史上最高