ソフトB和田 長崎から復活ロード 左肩の状態に手応え、環境変えて第一歩
2018年12月09日 05:30
野球
メジャーから復帰3年目の今季は2月の宮崎キャンプ中に左肩の違和感を訴えて開幕2軍スタート。調整を重ねても状態は一進一退で結局、1軍登板なしに終わった。
もどかしい日々を過ごした18年は残り半月あまり。だが年内にブルペンへ入ることを諦めていない。現在は50メートルの距離で6、7割の力で投げられるという。「昨日(7日)60メートル投げた感じも良かったし、力が入るようになってきた」と状態を明かす。
2年連続日本一に輝いたチームの歓喜の輪に加われなかった。3年連続を目指す来季は同じく故障で離脱した岩崎、サファテらとフル回転を誓う。「全員が活躍すれば、とてつもない戦力。今年は貢献できなかったけど、一つでも貢献できれば、チームの優勝に近づける。自分たちがプラスアルファになりたい」。球団は今オフのFA補強に失敗したが、ベテラン左腕をはじめ投手陣が復活すれば大幅な戦力増強となる。
イベントには同じ「松坂世代」の楽天・平石監督も参加。「“(楽天は)来年どんだけ強くなるの”って言ったら、“いやいや”と言っていた」。来季への展望が開け、同世代との会話も弾んだ様子だった。
《ユニホーム忘れた…》野球教室にソフトバンク選手会長の柳田は、ユニホームを忘れてジャージー姿で登場。打撃練習を担当し、豪快なフルスイングで手本を示した。「自分の力が一番出せるスイングで強い球を打つ!」。大興奮の子供たちから喝采を浴びた。「微々たる力だけど、何かできればと思って参加させてもらった」と交流を楽しんだ。
《初参加 丁寧指導》熊本出身のソフトバンク左腕・大竹はこの野球教室に初参加し、投球フォームを丁寧に指導した。「地震があっても負けない人たちを見て“野球ごときに負けられない”とやってきた。次はプレーで頑張ってる姿を見せたい」。困難に立ち向かう故郷の人たちの姿に励まされ、野球に打ち込んできた。2年目の来季は一層の活躍で熊本に活力をもたらすつもりだ。
おすすめテーマ
2018年12月09日のニュース
特集
野球のランキング
-
ヤクルト・松岡「突然」ではない引退 これからも“家族”支える
-
ドジャース・前田、短い言葉に込めた“同志”菊池への熱いメッセージ
-
内田雅也が行く 猛虎の地<8>阪神電車・武庫川駅の下
-
糸井?福留?能見?球児?鳥谷?オリ 西の人的補償で大物獲る 主力退団で資金たっぷり
-
-
ヤクルト ソフトBスアレス兄獲り 150キロ超右腕、先発期待
-
巨人・岩隈「開幕に投げる」復活へ選んだ新天地、“大将”原監督の言葉が決め手
-
岩隈に聞く 巨人のイメージは?「ジャイアンツです(笑い)」
-
早くも伝統の一戦モード?岩隈が“乗り込んできました”
-
巨人・田中俊 イチローと同じ背番号51に「期待されている」
-
巨人ドラ1高橋 決意表明「1勝の重みを感じてプレー」
-
虎の西 決意新た「子供たちの憧れに」入団表明一夜明け“母校に錦”
-
西の“恩師”戸田監督エール「15勝を4年、5年続けて」
-
阪神 ジョンソン獲得発表 救援任せろ!“先生”マートンに日本野球教わった
-
阪神・鳥谷 西加入「心強い」共闘で来季巻き返し
-
阪神・上本 魂の叫び!糸原に勝つ トークショーで闘争心
-
中日ドラ1根尾 個人目標は遊撃GG賞 チームの勝利最優先も立浪以来の快挙目指す
-
「チアドラゴンズ」メンバー18人決定 根尾効果で岐阜県の受験者増加
-
ソフトB和田 長崎から復活ロード 左肩の状態に手応え、環境変えて第一歩
-
ロッテ福浦AI 82倍&50・2倍ヒット 26年目来季本業は“打撃専念”
-
ロッテアジャ井上 来季30発で乳酸菌ショコラ「33年分」社会貢献だ
-
楽天・嶋主催イベントで枡田引退セレモニー 3700人ファンにあいさつ
-
ヤクルトドラ1清水 目標は侍ジャパン入り 東京五輪「横目で見るのは嫌」
-
ヤクルト星 結婚式「しっかり活躍して養っていけるように」
-
広島・大瀬良 開幕投手名乗り!新エースの自覚、初の大役へ意欲
-
西武・山川 挙式後の12月中旬から本格始動へ 高橋光と野球教室
-
清宮「僕が中心に」来季リーグV&日本一 球団OB会で宣言
-
DeNA山崎 自主トレは「ゴルフや陸上など他競技の選手と」
-
中日・与田監督「凄くうれしい」1軍登録1人増を現場歓迎
-
渡辺元智氏 育成功労者受賞祝う集い 教え子の筒香、PL元監督の中村氏ら出席
-
平成最後の「木内幸男旗少年野球大会」開幕 木内氏エール「夢かなえて」
-
大谷同僚事故死 強盗容疑で4人逮捕 置き石や投石で事故誘発
-
マー君 岩隈先輩の復活心待ち「またマウンドに立っている姿を見たい」
-
マー君 来季の新グラブは癖バレにくい“ステルス仕様”