原監督 新たな道進んだ強さ「尊敬」、指揮の09年WBC決勝V打

2019年03月23日 05:30

野球

原監督 新たな道進んだ強さ「尊敬」、指揮の09年WBC決勝V打
プレシーズンゲームの前に談笑する巨人・原監督(左)とイチロー Photo By スポニチ
 【イチロー引退 】 巨人の原辰徳監督(60)は都内で行われた「読売巨人軍激励会」の前に報道陣に対応し、イチローについて「現実的に(引退が)来るんだなと。来てしまったんだなと、少しびっくりしたのが正直なところです」と口にした。
 09年の第2回WBC日本代表では監督と選手という間柄。「誰よりも早くグラウンドに来て、誰よりも遅くまでいた。それくらい野球にどっぷり漬かっていた」。予選から不振だったが信頼は揺るがず、韓国との決勝戦ではイチローが優勝を決める一打を放った。

 優勝決定後に行ったシャンパンファイトのシーンも回想。「彼の無邪気な喜びよう。勝利に、強く戦っている姿勢は並ではない。その厳しさと歓喜の姿というのが、私の中では非常に印象に残っています」と明かした。

 「(新しい)道を進んだ時には自信を持って進んだ。そういう強さは、後輩ですが尊敬するところ」と最大限の賛辞を贈り「本当に現役生活ご苦労さまでした」とねぎらった。(川手 達矢)

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