巨人 今季最多9失点で3位転落 初回3点先取もその裏4失点 “鬼門”マツダ今季4敗2分け

2024年05月19日 16:19

野球

巨人 今季最多9失点で3位転落 初回3点先取もその裏4失点 “鬼門”マツダ今季4敗2分け
<広・巨(9)>6回、好機に空振り三振に倒れた坂本 (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人3―9広島 ( 2024年5月19日    マツダ )】 巨人は敵地で広島に今季最多タイの9失点大敗を喫して3連敗。今季最多の5まで増やした貯金が2に減り、広島に抜かれて3位に転落した。巨人の同一カード3連敗はヤクルト戦(東京D)に続いて今季2度目で、3位は4月29日以来20日ぶり。
 昨季8勝17敗と苦戦した広島戦は4月の初対戦(東京D)で同一カード3連勝を飾ってスタートしたが、これで3勝4敗2分けと負け越し。2017年から18年にかけて13連敗を喫し、昨季も3勝9敗だった“鬼門”マツダでは今季もこれで6試合を戦って0勝4敗2分けと白星が遠くなっている。

 初回に坂本の適時二塁打と萩尾の2点適時打で3点先取したが、その裏、先発右腕・高橋礼が末包に逆転の1号3ランを浴びるなど一挙4点を失い、初回3安打4失点KO。高橋礼はプロ7年目で自己最短降板となった。

 2番手左腕・井上は2回、3回を3者凡退に仕留めたが、3イニング目となった4回に2失点。5回には、中堅・萩尾が末包の中前打を後逸して三進を許すなど守備の乱れもあって3番手左腕・平内が2失点(自責0)。6回にも平内が菊池に2号ソロを被弾して今季最多タイの9失点となった。

 打線は相手先発右腕・アドゥワから初回に3安打集中で3点先取したが、2回から5回までは一転して無安打。

 3―8で迎えた6回にはアドゥワから無死一、二塁としたが、ここで登板した2番手左腕・森浦のチェンジアップに坂本、萩尾、山瀬が3者連続三振に倒れ、6回途中4安打3失点のアドゥワに巨人戦先発初勝利を献上した。

 高橋礼は5試合連続で白星がなく、今季2敗目(2勝)を喫している。

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