ソフトB 延長12回、今季最長タイ5時間21分の死闘制す!代打栗原がサヨナラ犠飛

2019年07月08日 23:36

野球

ソフトB 延長12回、今季最長タイ5時間21分の死闘制す!代打栗原がサヨナラ犠飛
<ソ・西>12回1死満塁、サヨナラ犠飛を放ちナインに祝福される栗原(左から2人目)(撮影・久冨木 修)  Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   ソフトバンク8ー7西武 ( 2019年7月8日    東京D )】 両軍合わせて6本塁打が飛び交う乱打戦を制したのは首位・ソフトバンク。延長12回、代打・栗原がサヨナラ犠飛を打ち、今季両リーグ最長タイの5時間21分にわたる熱戦に終止符を打った。
 ソフトバンクは2回、4番・デスパイネが4年連続となる20号本塁打で先制。3回は内野ゴロの間に1点、4回には松田宣の20号ソロで1点ずつを追加し、3-0と主導権を握った。

 5回は8番・甲斐が中前打で出塁し、無死一塁に。続く上林が打席に立つと、カウント2-1からの4球目を強振。レフトスタンドに飛び込む7号2ランとなり、点差を5点に広げた。

 しかし中継ぎ陣がピリッとせず。西武打線の反撃の前に6回1点、7回に4点を奪われ、5-5の同点にされるが、その裏、2死一、三塁のチャンスを作ると、内川が右犠飛を打ち上げ、1点を勝ち越した。

 逃げ切り濃厚と思われた9回、抑えの甲斐野がつかまり森に8号逆転2ランを打たれる。もはやここまでと思われたが、直後にドラマが待っていた。1死ランナーなしの場面で9番・上林が打席に立つと、フルカウントからの7球目をフルスイング。抑えの増田から起死回生の8号同点ソロをライトスタンドに叩き込んだ。

 ソフトバンクは延長12回、1死満塁のチャンスを作ると打席には代打の栗原。5番手の佐野が投じた初球を打つと、打球は大きな中飛。三塁走者の福田が生還し、サヨナラ勝ちとなった。

 勝ち投手は12回の1イニングを無失点に抑えた椎野で3勝目。

 西武は最大5点差を追いつき、土壇場の9回で森の逆転2ランが生まれるも逃げ切ることができず。延長で力尽きた。チームは2連敗で貯金は1に。4位・楽天も敗れたため3位はキープとなった。

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