明石商・重宮 スクイズ失敗直後に決勝打「気持ちを切り替えられたのがよかった」

2019年08月11日 19:12

野球

明石商・重宮 スクイズ失敗直後に決勝打「気持ちを切り替えられたのがよかった」
<明石商・花咲徳栄>7回無死、右前に勝ち越し適時打を放ち、ベンチに向かって敬礼ーズの明石商・重宮(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【第101回全国高校野球選手権大会 2回戦   明石商4―3花咲徳栄 ( 2019年8月11日    甲子園 )】 今春センバツ4強の明石商(兵庫)が4―3で花咲徳栄(埼玉)に競り勝ち、夏の甲子園初勝利を挙げた。
 同点で迎えた7回無死一、三塁で3番・重宮(3年)はスクイズのサインもファウルで失敗。その直後に勝ち越しの右前適時打を放ち、2年連続2度目の夏の選手権出場で悲願の夏1勝をもぎ取った。

 殊勲の重宮は「打ち合いになることは分かっていたが、ここまで苦しいとは思わなかった。ベンチでは焦らず行こうと声を掛け合っていた。スクイズのサインが出て失敗をしてしまいました。大きな拍手と甲子園の観客の前で初めての感覚になってしまって舞い上がって冷静ではなくなっていた。ただ、その後すぐに気持ちを切り替えられたのがよかった」と声を弾ませていた。

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