阪神・藤川 ソフトBサファテに並んだ現役最多234セーブ「無事終わって良かった」

2019年08月25日 05:30

野球

阪神・藤川 ソフトBサファテに並んだ現役最多234セーブ「無事終わって良かった」
5番手で登板した藤川(撮影・坂田 高浩) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神7-4ヤクルト ( 2019年8月24日    神宮 )】 阪神今季初の5連勝に華を添えたのが守護神・藤川だ。9回、代打の荒木を147キロ直球で、奥村を146キロの直球で見逃し三振に仕留めると、最後は代打・西田を144キロ直球で中飛に仕留めた。日本通算234セーブ目をマークし、サファテが持つ現役最多セーブに並んだ。歴代でも4位タイの好記録だ。
 「無事に終わって良かった。(セーブ記録は)前のことは気にしないので。過去にすがるつもりはないし、明日が大事。(先発に勝ちがつく)そういう勝ち方をしないと流れが来ない。チームとして覚えていかないといけない」

 かつてバッテリーを組んだ矢野監督もうなった。「球児のストレートは魔球やってその時は言ってたんやけど。今も中心はストレート。抑えじゃないところからまたはい上がってきてね。中身にも価値がある。球児も孝介もあれだけやってくれれば、いろんな記録もついてくる。どんどん更新していってくれれば」。今季9セーブのうち実に7セーブを8月に記録。火の玉は衰えるどころか、暑い夏に威力を増している。(吉仲 博幸)

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