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U18侍、金星ならずも大学侍と堂々ドロー 佐々木は最速156キロで1回完全

2019年08月26日 20:51

野球

U18侍、金星ならずも大学侍と堂々ドロー 佐々木は最速156キロで1回完全
9回1死三塁、山瀬の勝ち越しスクイズにバンザイの佐々木(左から4人目)ら高校日本代表ベンチ(撮影・村上 大輔) Photo By スポニチ
 【侍ジャパン壮行試合    高校日本代表5―5大学日本代表 ( 2019年8月26日    神宮 )】 「第29回WBSC U18(18歳以下)ワールドカップ」(30日開幕、韓国・機張)に出場するU18高校日本代表は26日、大学日本代表との壮行試合を行い、5―5の引き分け。9回に山瀬(星稜)のスクイズで勝ち越したが、勝利まであと2アウトで同点に追いつかれ金星は逃した。先発した佐々木(大船渡)は最速156キロを記録するなど、1回を無安打2奪三振で打者3人を完璧に抑えた。
 佐々木は初回、先頭の宇草(法大)を左飛に打ち取ると、2番・小川(国学院大)、3番・柳町(慶大)を2者連続の空振り三振。150キロ台の直球を連発し、最速は156キロを記録した。

 打線は2回にドラフト1位候補右腕の森下(明大)から先制点を奪うなど、序盤は2―0とリード。4回に2番手の宮城(興南)が逆転を許したが、5回に石川(東邦)が左中間フェンス直撃の2点適時二塁打。投打で東邦を今春のセンバツ制覇に導いた二刀流が、この日3安打目を放って再逆転に成功した。

 6回に3番手の西(創志学園)が4番の牧(中大)にソロを被弾して同点に追いつかれたが、9回に1死三塁の好機をつくって山瀬が2ストライクからスクイズを敢行。本塁クロスプレーは間一髪セーフとなり、1点を勝ち越した。

 大学日本代表を相手に金星を挙げるかに思われたが、5番手の飯塚(習志野)がリードを守れず同点に。それでも飯塚は2死二、三塁のピンチを空振り三振で切り抜けて試合終了。大学日本代表を相手に価値ある引き分けに持ちこんだ。

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