侍J、プレミア12の出場メンバー絞る 「勝利」最優先で各球団の主力中心

2019年09月18日 05:30

野球

 侍ジャパンのスタッフ会議が17日に都内で開かれ、稲葉篤紀監督(47)ら首脳陣が11月に開催される「プレミア12」の代表選手を選考した。各球団への確認、調整が必要なため、予備登録60人から出場28人プラス若干名まで絞った。メンバーは後日発表される。
 「勝たないといけない大会。今までのように試してみようという要素は今回は入らなかった」と山中正竹強化本部長は各球団の主力が中心と説明した。28人のリストは10月3日が提出期限だが、その後も負傷者などを含めた登録選手の入れ替えは可能。腰痛で前日登録抹消された巨人・菅野も「優秀で期待している投手。状況を把握し、判断していく」とリストに残し、回復を見定める考え。海外FA権行使の可能性がある西武・秋山も決断まで待つ構えで、ベストチームを模索する。

 ○…稲葉監督は来夏東京五輪の開幕戦が行われる福島県営あづま球場を再び視察する意向であることが分かった。五輪へ向け人工芝化などの改修工事が行われ、28日のイースタン、楽天―日本ハム戦でこけら落としとなる一戦が行われる。「実際の試合でのボールのクッションなど、直接見ておきたい」と話しており、今後視察するイタリアでの欧州・アフリカ予選に続き、精力的に動いて見て回る。

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