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【東尾修 日本シリーズ大分析2】鍵谷をもう少し粘らせても…原監督の心理状況が影響した可能性

2019年10月23日 08:35

野球

【東尾修 日本シリーズ大分析2】鍵谷をもう少し粘らせても…原監督の心理状況が影響した可能性
力投する鍵谷(撮影・森沢裕) Photo By スポニチ
 【SMBC日本シリーズ2019第3戦   ソフトバンク6-2巨人 ( 2019年10月22日    東京D )】 巨人の原監督は継投について「思い描いていたリレー」と話していたように早めの継投は想定通りだろう。ただ、3回に1点勝ち越されたところで、先発・高橋から鍵谷にスイッチ。次の回の攻撃は投手からの打順のため、鍵谷はワンポイントでの起用となった。ここで点差はまだ1点。3回というイニングを考えれば我慢してもよかったかもしれない。鍵谷はイニングまたぎで複数回投げられる投手だ。早めの継投なら2番手、3番手の投手には長めのイニングを投げてほしいところでもある。
 絶対に勝たなければいけない試合。5回以降、リリーフした3投手が無失点に抑えており、3番手に若い戸郷を起用したことも含めて、追い詰められた心理状況が微妙に影響した可能性もある。

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