侍J稲葉監督 3連勝で韓国戦前に決勝決める!一戦必勝強調も「いろんな戦い方ができる」

2019年11月10日 05:30

野球

侍J稲葉監督 3連勝で韓国戦前に決勝決める!一戦必勝強調も「いろんな戦い方ができる」
成田空港に到着した稲葉監督は出迎えたファンと握手(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 【11日初戦プレミア12スーパーラウンド   日本―オーストラリア ( ZOZO )】 1次ラウンドを3戦全勝で突破した侍ジャパンは9日、台湾から成田空港着の航空機で帰国した。11日からのスーパーラウンドの組み合わせ決定を受け、稲葉篤紀監督(47)は一戦必勝を強調。3連勝で16日の第4戦、韓国戦前に、17日の決勝進出を決めたい考えを示した。この日は練習を行わず、前日に単身帰国していた山口俊投手(32)が投球練習を行った。
 稲葉監督は一戦必勝の陣を解くことはしなかった。1次ラウンドを全勝突破したことで1勝のアドバンテージを手土産に帰国したが、表情は緩めず。「優位というのはどうか。また新たな気持ちで全チームと戦う。また一戦必勝でいきます」と言葉に力を込めた。

 11日の初戦・オーストラリア戦から3連勝すれば、16日の韓国戦を前に決勝進出が決まる可能性が高まる。そうすれば韓国戦は消化試合となり、主戦の温存や調整目的など幅広い用兵で臨める。「決勝にいけるかどうかが16日までに決まれば、いろんな戦い方ができる」。スーパーラウンドの1、2戦目に投げる山口、高橋礼ら先発陣も決勝へスタンバイさせることが可能で、山本、山崎といった主戦の救援陣も連投を避けられる。

 「そうなってくれるのが理想ですけど。これはどうなるか分からない。一戦一戦ですね」。目の前の1勝に全力を注ぐことが、頂点への最短ルートに他ならない。初戦に当たるオーストラリアは18年3月の強化試合で2戦連続零封したが「(04年の)アテネ五輪ではやられている。手ごわい、いいチーム」と印象を口にした。きょう10日は初戦の舞台ZOZOマリンで温暖な台湾との気候差に慣らし、世界の強豪との決戦に備える。(後藤 茂樹)

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