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阪神・矢野監督 こだわりの2文字合体スローガン!「勝って俺らもファンも笑顔にしたい」

2019年11月24日 05:30

野球

阪神・矢野監督 こだわりの2文字合体スローガン!「勝って俺らもファンも笑顔にしたい」
スローガンを発表する矢野監督(中央)(撮影・平嶋 理子)         Photo By スポニチ
 阪神は23日、甲子園球場でファン感謝デーを開催し、矢野燿大監督(50)が来季のチームスローガン「It’s勝笑Time!オレがヤル」を発表した。「“Show”に“勝”と“笑”」の文字を掛け合わしたこだわりの一字。「勝つことでファンの皆さんにも思いっきり笑ってもらって…」と説明した。
 『勝』と『笑』が合わさった見慣れない一字が面白い。矢野監督が発表した「It’s勝笑Time!オレがヤル」。スコアボードに2020年の新スローガンが映し出されると、4万2000人のファンも興味津々だ。

 「“勝”っていう字の中に“笑”っていう字も入れさせてもらった。勝って俺らも笑顔になるし。ファンの人も勝って笑顔にしたい。そういう輪が広がっていくようなシーズンをつくっていく」

 こだわりの『勝笑』には、力強いメッセージが込められていた。プロとしての大前提である勝利。そこに、笑顔の重要性も加えたと説明した。

 「笑うことだけが先行すると違うことになる。笑って、楽しんで野球やる姿を見せて、しかも勝つ。その姿を子供たちが見た時に“阪神入りたいな、阪神みたいな野球やりたいな”って思ってもらいたい。勝って笑う、勝って笑顔にする、すべてを入れた」

 阪神ファンを、いや野球界を、そして関西を中心とした日本全国を笑顔にすることの使命を背負って戦う覚悟だった。超異例ともいえるスローガンを決定するための全体ミーティングを実施して、全員からアイデアをつのった。秋季キャンプ地の安芸に入った10月30日、つまりキャンプイン前夜にコーチ、選手、裏方もチーム宿舎の一室に集まった。そこで指揮官が先頭に立ってホワイトボードに候補を書いてみんなで考えた。

 「安芸に行っているメンバーにはほぼ(案を)聞いた。(候補は)めちゃくちゃ出たよ。20か30は出た。(その中で)金村コーチがアイデアをくれた」

 今季までの自主性を主体とする「オレがヤル」も継続。05年を最後に遠ざかる歓喜の瞬間へ、2年目矢野阪神の躍進イメージが膨らんだ。(山本 浩之)

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