王会長 醍醐氏悼む「みんなに勇気を与える生涯だった」

2019年12月18日 05:30

野球

王会長 醍醐氏悼む「みんなに勇気を与える生涯だった」
焼香をする王氏(右)と八木沢氏(撮影・篠原 岳夫) Photo By スポニチ
 11日に急性骨髄性白血病のため、81歳で死去した元ロッテの醍醐猛男(登録名は猛夫)氏の葬儀・告別式が17日、東京都文京区の護国寺で営まれ、捕手だった故人と早実時代にバッテリーを組んだソフトバンク・王貞治球団会長(79)らが参列。故人に別れを告げた。
 優勝旅行先のハワイから前日に帰国し、弔辞を読んだ王会長は「よく(病と)闘われ、最後まで明るく、にこやかにこの日を迎えられた」と5年間の闘病生活に思いを寄せ「みんなに勇気を与える生涯だったと思います。生き方を見習っていきたい」としのんだ。早実時代に制球難だった王会長を根気強くリードしてくれたのが2年先輩の故人。「大きく育ててもらい、ありがたかった」と話した。

 また、同じく弔辞を読んだ日本プロ野球OBクラブ・八木沢荘六理事長は、ロッテの現役時代に金田正一監督(当時)から引退勧告をされた際にコーチだった故人が引退撤回を進言してくれた思い出を語り「一生忘れない」としのんでいた。

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