阪神 矢野監督 藤井七段と初対談「楽しむからこそ感動、夢を与えることができる」
2020年01月01日 05:30
野球
矢野 小学校の時ですね。でも、本当にちょこっとやっただけ。動かし方は知ってるんですけど。低学年の頃やったかなあ。あとは野球をやってたので、運動ばっかりですね。勝ち負け、というとこまでやれていないと思いますね。
――藤井さんはプロ野球を見ることがある?
藤井 キャッチャーミットをつけるのも、初めてです。球場へ行ったことはなかったと思います。中継を見たことはあります。
矢野 藤井さんは普段は、将棋以外に何か趣味とかお持ちなんですか?
藤井 趣味の一つ目が将棋観戦なんですけど。
矢野 ほーー。やはり、頭の中は将棋ばかりですか?
藤井 ばっかりではないですね。将棋をやっているときはそれに集中して、という感じですけど。
矢野 将棋は楽しまれていますか?
藤井 はい、毎局違った形になるので。
矢野 僕は「楽しい」がキーワードで、いろんな人に質問させてもらうんですけど、藤井さんが自分の空いてる時間も対局を見るとか、藤井さんの好きなことが今になられてると思う。今季のスローガンは英語のショーの部分を「勝つ」という字にして、その中に「笑」という文字を入れたんですよ。赤文字で。たぶん、プロ野球界で「笑い」をスローガンにしたのって、俺らが初めてやと思うんですよ。選手が楽しむからこそ、それを見ている皆さんに感動とか夢を与えることができるんだと思ってます。藤井さんから「楽しい」という話が聞けたんで…もう十分です。ありがとうございました(笑い)。撤収!(一同笑い)
――人気が出るとプライベートも大変。
矢野 僕は野球をやっている時は全然楽なんですが。ユニホームを着ているときは“阪神の矢野”なんで。でもプライベートで言われることってないですか? 例えば腕をつかまれたりとか。
藤井 そういうことはあまりないですよ。まあまあ、応援していただけるのはありがたいです。
矢野 勝負の前にイメージは作るのですか?
藤井 事前にすることはあまりないですね。相手の考慮中に相手の指し手を予想してその先を読んでいることが多いです。
矢野 どういう対局が一番ワクワクする?
藤井 序中盤お互いミスなくそのまま難解な終盤になることが一番の理想ではあります。
――楽勝ではない?
矢野 (野球で例えるなら)9回裏に決着がつく……みたいなやつですね。
藤井 王将戦はあと一歩で逃しましたが、収穫のあった年でした。タイトルを目指して頑張っていきたいです。
おすすめテーマ
2020年01月01日のニュース
特集
野球のランキング
-
阪神 矢野監督 藤井七段と初対談「楽しむからこそ感動、夢を与えることができる」
-
阪神ドラ1 西純矢 ルーキーイヤーに四大目標掲げ「トライ」
-
ヤクルト 奥川 エース目指す 恩師からは「人生耐えて勝て」
-
ソフトB 高橋礼 目標は東京五輪金メダル獲得「満場一致で代表に選ばれるような成績を残したい」
-
-
オリックス 吉田正 異例トレ第2弾は「ピラティス」を導入
-
オリックス 宮城 夢は大きく満場一致で代表に選ばれるような成績を残したい
-
広島ドラ1 森下 目標への第一歩は「開幕ローテーション」
-
巨人ドラ1 堀田 佐々木朗らに闘志「超せるように」
-
DeNA 森、1年目から1軍で「ファンに愛される選手に」
-
中日ドラ1 石川昂 令和の三冠王になる! 初アーチ予告「レフト中段」
-
楽天 三木新監督 開幕投手は「全員にチャンス その気になってやって」
-
ヤンキース 田中 契約最終年 世界一へ「悔いなく」
-
大谷 20年は2年ぶり「投打二刀流」も時期は「議論中」
-
ダルビッシュ 覇権奪回へ真価を見せる一年に