オリックス 吉田正 異例トレ第2弾は「ピラティス」を導入
2020年01月01日 05:30
野球
17年に腰痛手術を受けた担当医で、徳島大学の西良浩一氏の助言が、きっかけ。過去には日本ハム・近藤や男子ハンドボール・宮崎大輔に治療を施した腰痛手術の第一人者として知られる名医だ。
通常のピラティスは脊柱や骨盤の動きに焦点を当てた運動で、体幹を含めた筋力強化や柔軟性向上が期待できるが、吉田正が取り組むのは、それとは一線を画したアスリート仕様。全身の筋肉を効果的にバランス良く使わなければ機能しない特殊器具を装着して行うもので、近く西良氏が非常勤医師を務める都内の施設を訪問する。
目的は腰痛の再発防止に加えて、代名詞であるフルスイングの「モーターコントロール(運動制御)」の習得だ。西良氏によると、腰痛改善の基本は「患部を固定して、周辺を柔軟にする」こと。「特殊器具を使って、腰をひねらず、その周辺部位となる胸郭や股関節の柔軟性や動かし方を学ぶことができれば負担が少ないフルスイングを継続できる」と説明した。今季はチーム唯一の全143試合に出場し打率・322、29本塁打、85打点を挙げたチームの顔には伸びしろが十分あるということだ。
「昨季は前半戦が悪かったので、スタートダッシュできるように」と吉田正。昨年11月のプレミア12では打率・200、本塁打なしと屈辱にまみれたが、チームを上位に導く打棒を重ね、27歳で迎える東京五輪出場につなげたい。
(湯澤 涼)
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