中日 感染防止へ“超細分化”練習 同場所には2人だけ…ドラ1石川昂「無駄な時間作ってはいけない」

2020年04月16日 18:00

野球

中日 感染防止へ“超細分化”練習 同場所には2人だけ…ドラ1石川昂「無駄な時間作ってはいけない」
<中日練習>感染防止策のためグループを細分化し、石川昂(左)と岡林の2人のみでキャッチボールを行う Photo By スポニチ
 中日が新型コロナウイルスの感染防止対策として、選手を“超”細分化した練習方法に変更した。
 ナゴヤ球場で行われた2軍の自主練習は、選手を4人ずつに区切り1時間ごとに入れ替え。その4人も2人1組に分け、グラウンドとトレーニング室の使用時間をそれぞれ25分として、前後半で交代。同じ場所で同じ時間に最大2人しか練習できないシステムにした。

 ロッカールームも4部屋用意し、各部屋を1人ずつ使用。練習の交代時はなるべく選手同士が接触しないように心がけた。前日まで指導に当たっていた首脳陣の姿はなく、トレーナー1人が練習を見守った。

 チームはこれまでも選手を班に分け時間差を設けた練習を行っていたが、この日から午前8時から11班に分け、最終組の練習開始は午後6時とさらに細分化。

 加藤宏幸球団代表は、リハビリ組の選手1人に発熱者が出たため、同組の他選手も5日間、自宅待機となった経緯を踏まえ「そういったケースが出た時に大事を取って近くにいた人を休ませるが、今の練習方法なら最小限で済む」と説明した。

 この日、1軍はナゴヤドームのブルペンや室内にあるマシン打撃などで練習を行ったが、2軍が休日の時は1軍もナゴヤ球場で同様に選手を細分化して自主練習に取り組む。

 ドラフト1位・石川昂は同5位・岡林とペアになり、午前8時から練習。グラウンドでは与えられた25分の中で、ジョギングやキャッチボールなどを行い「とにかく無駄な時間を作ってはいけない。ウォーミングアップは寮でやり、球場に出たらすぐにキャッチボールできるぐらいにしたい」と効率化を口にした。

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