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中日・与田監督 開幕投手は改めて大野雄を示唆、2月の任命から変わらず 感染防止へ引き締め

2020年05月25日 18:59

野球

中日・与田監督 開幕投手は改めて大野雄を示唆、2月の任命から変わらず 感染防止へ引き締め
<中日練習>練習を見つめる与田監督 Photo By 提供写真
 中日の与田監督が25日、プロ野球の開幕が6月19日で正式決定したことを受け、改めて開幕投手を大野雄に任せる方針を示唆した。
 代表取材に応じた指揮官は「今年1年こういう不確定の中で戦っていく。いろいろなことが想定される中で、一番は体調」とあくまでもこれから行われる紅白戦や練習試合を見た上で「開幕を大野で行こうという気持ちは今のところある」と話した。与田監督は昨季、ノーヒットノーランを達成するなど9勝を挙げた左腕を春季キャンプ中の2月に開幕投手に任命していた。

 また6月2日から始まる練習試合に向けて「選手たちの試合勘をしっかり取り戻させること、そして試合の中で戦う体力がまだないと思う。今、自分たちがどれくらいと選手たちが自分自身の体を調子を確認する大切な試合になってくる。限られた中で我々もしっかりチェックしていき、選手たちもしっかり自覚していくこと」と課題を挙げた。

 ただ、開幕まですでに1カ月を切っており、練習試合も4カードとなる見通しで投手は開幕までに目標のイニング数を投げられない可能性もある。「相手チームと相談しながら試合のイニングとかも練習試合なのでお互いの協議の中で無理のないように、選手に必要以上に負荷をかけない、そういう戦い方になる」とし、9イニング制にこだわらず短縮や延長など柔軟に変えていく方針を示した。

 その上で来るべき開幕に向けて「まずは6月19日開幕という具体的な数字が出ました。我々にとっても1つの安心でありますが、また1つの大きな緊張を持つことにもなりました。戦いながらファンの方々が安心して球場に来られるように我々も待っていますし、ファンの方も我々とともに戦える日を楽しみにしていただきたいと思います」と決意。

 「選手に対してはこれまでスタッフも協力して発症しない、感染しない意識でやってきた。ここまで頑張ってきてここから気が緩むことのないよう、より気を引き締めて戦っていきたい」と話した。

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