京都・乙訓 猛打で圧勝、消防士目指す味田主将が2安打2盗塁

2020年07月12日 19:29

野球

京都・乙訓 猛打で圧勝、消防士目指す味田主将が2安打2盗塁
<乙訓西・乙訓>取材陣の質問に答える乙訓・味田陽晴主将 Photo By スポニチ
 【夏季京都府高等学校野球ブロック大会    乙訓10―0西乙訓 ( 2020年7月12日    わかさスタジアム京都 )】 乙訓打線が猛打で圧勝した。2回無死二、三塁から犠飛で先制。その後も効果的に安打を重ねて、この回からの3イニングで10得点した。
 味田陽晴主将(3年)は「2番右翼」で先発出場し、2安打2盗塁。「勝っても3つまでしかない」と話した上で今大会にかける思いを語った。

 「相手がどこであろうと、今までやってきたことを全部出そうと話していたので、今日は形としては良かった」

 3年生部員はマネジャーを含め全36人。試合ごとにメンバーを入れ替えながら総力で戦っていく。この日は15人の3年生が出場し勝利をもぎ取った。市川靖久監督は「今日はいろんな選手が出せた。今まで頑張ってきた選手達が活躍してくれてうれしかった」と最上級生を称えた。

 味田主将は高校で野球を引退し、消防士を目指すという。最後の夏。全員の思いを1つにまとめ、戦い抜く。

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