西武・川野 理想は“攻めの守備” 打撃でも非凡な才能

2020年08月24日 11:29

野球

西武・川野 理想は“攻めの守備” 打撃でも非凡な才能
ガッツポーズを見せる西武・川野(球団提供) Photo By 提供写真
 西武は毎週月曜日に、2軍トピックスを配信している。今週は19年ドラフト4位で九州学院から入団した高卒ルーキーの川野涼多内野手。
 打撃で非凡な才能を見せる両打ち。一方で無失策の守備も光る。理想は高い。守備で「もう一歩前で取れる」と感じることがあり、一歩目の足の出し方に満足していない点もある。理想は“攻めの守備”。練習では確認を繰り返し、1本でも多いノックを受けて確実性を上げる日々だ。

 打撃面では入団以来、直球への振り遅れに苦心する。打撃マシンで速球に慣れても、重要なのは打席の感覚。経験が浅いとはいえ、いら立ちもつのる。

 だが甘い球の見逃しだけは納得できない。「初球からどんどん振っていきます。投手は初球が一番甘くなることが多いと思うので、その初球を捉えられるようにしたい」。

 言葉通り、22日、本拠地・CAR3219フィールドの巨人戦では、8回に右打席で2球目を右前打、続く9回は左打席で粘って9球目を中前にはじき返した。

 高い壁は続くが、頑張りは試合の中で結果として出始めた。「1年でも早く1軍に行けたらいいと思いますが、まずはプロの世界に慣れることが一番ですね。練習をしていればおのずと結果は出てくると思いますし、結果を出していれば1軍に呼ばれると思うので、その時は自信をもって行けるのかなと思います」と拳を握った。

おすすめテーマ

2020年08月24日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム