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京産大 優勝の望みつなぐ白星、材木「つなげる意識」で勝ち越し打

2020年10月11日 21:56

野球

京産大 優勝の望みつなぐ白星、材木「つなげる意識」で勝ち越し打
<京産大・神院大>8回2死一、二塁から勝ち越しの適時打を放った京産大・材木琢朗(撮影・須田麻祐子) Photo By スポニチ
 【関西六大学野球連盟秋季リーグ戦 第6節1回戦   京産大2―1神院大 ( 2020年10月11日    南港中央 )】 優勝の望みをつなぐ大きな1勝となった。1―1の8回2死一、二塁、京産大・材木(ざいき)琢朗外野手(2年=綾部)が膠着(こうちゃく)状態を打ち破った。
 「後ろに良い打者がいたので、つなげる意識で打席に立ちました」

 フルカウントから甘く入った直球をコンパクトに振り抜くと、ライナー性の打球は中前へ。勝負強い打撃でチームに勝利を導いた。

 秋季リーグ戦は勝率制で優勝を決定する。現在、6勝2敗で首位に立つ大商大は今節は試合がない。この試合まで5勝3敗だった京産大にとっては連勝で全日程を終え、最終節を残す大商大にプレッシャーを与えることが必要条件。「今日は特に良い緊張感の中で試合に入れたと思います」。材木は負けられない思いを力に変えた。

 9日には明治神宮大会の中止が発表され、優勝しても全国舞台はなくなった。4回生とともにプレーできるリーグ戦は残り1試合。優勝して関西大学野球選手権に出場し、その機会を増やしたい。「僕たちも、4回生も悔いのないように。全力プレーで。そうすれば結果もついてくると思う」。1日でも長く、チーム全員で野球をするために、総力戦で12日の最終戦に勝ち、最終節の結果を待つ。

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