中日・大野奨 現状維持で契約更改 12年目でプロ初の1軍未出場「悔しい」

2020年11月26日 11:38

野球

中日・大野奨 現状維持で契約更改 12年目でプロ初の1軍未出場「悔しい」
契約更改に臨んだ中日の大野奨 Photo By スポニチ
 中日の契約更改交渉が26日、ナゴヤ球場ではじまり、プロ入り初めて1軍出場のなかった大野奨太捕手(33)は、日本ハムからFA移籍時に4年契約を結んでいるため、現状維持の年俸7500万円(金額は推定)でサインした。
 FA移籍3年目の今季は開幕2軍スタート。ウエスタン・リーグでは出場45試合ながら、打率・321と勝負強さを発揮したものの最後まで1軍から声がかかることはなかった。「12年のキャリアで初めて1軍戦力として戦うことができなかった。悔しい思いがある」と厳しい表情を浮かべた。

 正捕手争いは木下拓が攻守ともに存在感を見せ、一歩リード。それでも「相手と戦っても見えない世界。まず自分と戦って」と冷静に来季を見据えた。

 来年は4年契約の最終年。「やっぱり、“大野を使ったら試合に勝てるんじゃないか”と思わせるプレー、そういう試合展開をつくっていかないと」と誓った。

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