阪神4位・栄枝「びっくりしてたら遅い」 投手陣の投球をYouTubeで確認済み

2020年12月26日 05:30

野球

阪神4位・栄枝「びっくりしてたら遅い」 投手陣の投球をYouTubeで確認済み
土佐三志士像(左から武市半平太、坂本龍馬、中岡慎太郎)を背に意気込む栄枝(右)と石井大(球団提供) Photo By 提供写真
 阪神のドラフト4位の栄枝裕貴捕手(22=立命大)が25日、母校・高知高で石井大とともに自主トレを公開し、バッテリーを組む投手陣の予習に努めていることを明かした。
 「(初めて受けた時に)こんな球があるんや…とか、そこでびっくりしてたら遅い。YouTubeなどを見れば、すぐ映像は載っているので、どんどん確認したりしている」

 故障しない体作りと並行し、空いた時間には先輩たちの投球映像に目を通している。西勇、青柳、秋山ら実績組に加え、同期たちもチェック。「(2位の)伊藤(将)さんのピッチングを見て、能見さん、大野(雄)さんみたいな(打者の)手元で狂わしたり、そういう左ピッチャーなのかなとイメージできた」と思い描いた。

 「出遅れないように準備は最初からしておきたい。どんどんブルペンに入って」。春季キャンプではインプットした情報を言葉に変えて、投手とのコミュニケーションに生かしていくつもりだ。

 今秋には同郷の藤川球児氏が高知県を代表して業績を残した人物に贈られる「龍馬賞」を受賞。「僕も、その賞に値するぐらいの活躍して、いただけたら…」。故郷で大きな夢を抱き、決意を新たにした。(遠藤 礼)

 ドラフト8位・石井大智投手(23=四国・高知)は25日に「スペシャルアシスタント(特別補佐)」就任を発表された藤川球児氏に“突撃取材”を敢行する考えを示した。

 最速153キロ右腕にとっては憧れの存在。「藤川さんの新聞連載を読むと、いろいろ子供の頃から経験してきたことなどが書いてありました。(屈辱的な経験など)気になった点もありました。そういうところをどうやって乗り越えたのかということや技術面も聞きたいです。いろんなことを聞きたいと思います」と力を込めた。

 11日には虎風荘に入寮し、鳴尾浜では高卒1年目・西純の球に刺激を受け、今オフの課題には筋肉量アップを掲げた。年末年始も故郷・秋田には帰省せず、高知でトレーニングを継続。一回り大きくなって、新人合同自主トレに向かう。

おすすめテーマ

2020年12月26日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム