ブルージェイズ山口 1年目振り返り「甘い気持ちがあった」 来季へ決意「先発の枠を勝ち取る」

2020年12月26日 17:21

野球

ブルージェイズ山口 1年目振り返り「甘い気持ちがあった」 来季へ決意「先発の枠を勝ち取る」
<ブルージェイズ・山口野球教室>ボールの握りを指導する山口(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 ブルージェイズの山口俊投手(33)が26日、千葉市内で野球教室と「チャリティードリームマッチ」を開催した。野球教室には小学生を中心に約50人が参加。「チャリティードリームマッチ」でのマウンドでは2回を零封と貫録を見せ、打っても左翼フェンス直撃安打や本塁への豪快なスライディングも披露した。
 以下、囲み取材での主な一問一答。

 ――チャリティーイベントの狙いについて。
 「新型コロナという事態もありまして、今回の千葉市の企業の方々にスポンサーについて頂きまして、千葉市にマスクを配るというところから始まりました。その中で少しでも何かしら力になれたらということで、多くの企業スポンサー様に募って頂いてこのような形なりました」

 ――配布したオリジナルマスクについて。
 「千葉市の養護施設に配らせて頂きました。500~1000くらい配ったと思います」

 ――調整が難しかったメジャー1年目を振り返って。
 「いろいろな状況の中のシーズンでしたけど、1年通して振り返ってみて、すごく勉強になったシーズンでしたし、これをしっかり来年に繋げるようにしていかなければならないと思っています」

 ――現在の練習のテーマは。
 「根本的なレベルアップを含めて、やってきているんですけども、昨年のこの時期より状態は凄く良い手応えがあるので、このまま順調に仕上げていければなと思います。ウエートトレーニングとグラウンド施設をお借りして、都内で動いています」

 ――肩肘の仕上がり具合は。
 「まだ立ち投げくらいですね。フラットな立ち投げでやっています」

 ――体作りについて。
 「体重の増減より、しっかり使える筋肉っていうのを増やしていこうかなっていうので、今年ウエートトレーニングを本格的に取り入れています」

 ――ポスティング申請した日本ハムの有原がレンジャーズ移籍決定という米報道があった。
 「みんなでね、アメリカって言う舞台ですけども、また野球を盛り上げていければと思います」

 ――同じくポスティング申請した古巣・巨人の菅野の移籍先候補の一つにブルージェイズが挙がっている。
 「そればっかしは分からないので、僕も。もちろん同じチームでなった時にやれれば、僕も気持ち的にも楽ですしっていうのはありますけど、僕はそこは何もいう立場ではないので」

 ――昨年のこの時期の心境は。
 「練習方法としてどうしたらいいか明確に目標がなかったのでそこは難しかったです。トレーニングは一緒なんですけど、どこを想定して、どうやっていくか。しっかりとした目標がなかったので。そこはトレーニングで苦しい部分はありましたね。アメリカに向けてどういうトレーニングをしていけばいいのか。もちろん大きく変える必要はないんですけど、(メジャーの)ボールだったり、いろいろな環境の変化もあるので。そこが明確に分からなかったというのは、昨年のこの時期と今と比べたら、その違いはあるのかなと思いますね」

 ――今季は17試合全て救援登板で2勝4敗、防御率8・06。来季は先発、救援のどちらで勝負したい。
 「僕は基本は先発の枠を勝ち取るとこだけを目標でやっているので。僕はそこだけです」

 ――来季の目標は。
 「先発ローテーションを勝ち取って入ること。そこがないとなかなかスタートしづらいですし。なんとか良い状態で先発の頭数に入る。そこに計算されるような結果を出していかないといけないかなと思っています」

 ――来季も明確な開幕時期はまだ決まっていない。今季の経験はプラスか。
 「めちゃくちゃプラスですね。やっぱりどこまで仕上げて持っていかないといけないか。日本と違って僕はルーキーと同じ扱いなので。少しキャンプに入って、オープン戦に投げて調整していけばという甘い気持ちが自分自身あった。そういう気持ちが少しでもある限りメジャーでは通用しない。そういうのも学びましたし。そういうのも含めてコロナも含めて調整の難しさ。開幕して、打者(との対戦)を経験して、メジャーを経験して。このオフにここまでやっていかなきゃいけないという明確な目標を立てられるようになったので、やっぱり無駄な1年じゃなかったと思います」

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