巨人・阿部監督「もう、あれに尽きるかな」 2―2の1死満塁で登板、牧を併殺打に仕留めた堀田絶賛

2024年04月28日 18:40

野球

巨人・阿部監督「もう、あれに尽きるかな」 2―2の1死満塁で登板、牧を併殺打に仕留めた堀田絶賛
<D・巨>5回途中、自らマウンドへ向かい高橋礼を降板させる阿部監督(撮影・会津 智海) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人6―2DeNA ( 2024年4月28日    横浜 )】 巨人の阿部慎之助監督(45)は2022年8月5日のヤクルト戦(神宮)以来632日ぶりとなるプロ3勝目をマークした5年目右腕・堀田賢慎投手(22)の見事な火消しぶりを絶賛した。
 先発マウンドに上がった高橋礼投手(28)が被安打1ながらも7四球と乱れ、2―2で迎えた5回に1死から度会、石上、佐野に3連続四球を与えて降板。

 同点で1死満塁のピンチという、このしびれる場面で阿部監督がマウンドへ送り出したのが2019年ドラフト1位右腕の堀田だった。

 しかも打席に迎えたのはよりによって4番の牧だったが、堀田はわずか4球で三ゴロ併殺打に仕留めて無失点。指揮官の起用に応える見事な火消しぶりを演じた。

 すると、直後の6回、巨人打線は丸の適時打で3―2と勝ち越し、さらに佐々木の適時二塁打で4―2。8回にも丸の犠飛と吉川の適時二塁打で2点を加えて逃げ切り、堀田に白星が付いた。

 試合後、堀田の好リリーフについて聞かれた阿部監督は「もう、あれに尽きるかなと思いますね」と絶賛。

 その後も井上が2回1安打無失点、泉も2回1安打無失点とイニングをまたいで好投したが、「9連戦なので、きのうも言いましたけど、やり繰りが大変ですし、なかなか3連投とかはこの時期にさせられないなと思っているので。きょうもいつもは負けパターンでいくピッチャーもこういう勝ちゲームで投げられたのは、凄く収穫だなと思いますし、彼らもいい自信になったんじゃないかなと思います」と中継ぎ陣の踏ん張りを称えた。

 そして、7四球で悔しい降板となった高橋礼についても「こういう日もある」と信頼は変わらず。「まぁ、反省点はあるだろうから。次の登板でどうするかという反省をして投げてくれればと思います」と話していた。
 

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