阪神 2年ぶり3安打の糸原「久しぶりに超満員の甲子園で守備ついて4打席立てた」

2024年04月28日 17:59

野球

阪神 2年ぶり3安打の糸原「久しぶりに超満員の甲子園で守備ついて4打席立てた」
<神・ヤ>8回無死、猛打賞となる左前打を放ち、笑みがこぼれる阪神・糸原 投手今野(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神4ー3ヤクルト ( 2024年4月28日    甲子園 )】 1打席に懸けてきた男の意地がつまった快音だった。不振の佐藤輝に替わって昨年7月1日の巨人戦以来のスタメン出場となった糸原が3安打。2回無死一、三塁の好機で迎えた第1打席には小沢のフォークを拾って中前への適時打で先制を奪った。
 「何とかしっかり食らいついて、タイムリーなってそこから乗っていけた部分もあるんで」

 4回の第2打席も左前打で24日のDeNA戦から5打席連続安打。8回の第4打席に再び左前に運んで22年9月13日の広島戦以来となる3安打をマークした。

 昨季に続いて開幕から代打の切り札としてスタンバイ。それでも準備を怠ることなくスタメン出場の機会をあきらめていなかった背番号33は「(スタメンを聞いたのは)今日っすね。準備してるんで。いつも通り試合に入るだけでした。代打の気持ちで、1打席しかないぐらいの気持ちで4打席立ってそれが良い結果につながったと思いますね」とサラリと言った。

 「久しぶりに超満員の甲子園で野球できたというか、守備ついて4打席立てたんで。それで良い結果も出たんで良かった」。充実感が言葉ににじんだ。

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