巨人・阿部監督 27打席無安打だった丸にあえて託した1番は二岡ヘッドの提案「いい働きをしてくれた」

2024年04月28日 18:28

野球

巨人・阿部監督 27打席無安打だった丸にあえて託した1番は二岡ヘッドの提案「いい働きをしてくれた」
<D・巨>勝利を収め丸(左)とハイタッチする阿部監督(撮影・藤山 由理) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人6―2DeNA ( 2024年4月28日    横浜 )】 巨人は7試合ぶり2桁、今季最多タイの12安打を放ってDeNAに連勝して2カード連続の勝ち越し。今季最多にあと1と迫る貯金3とした。
 昨年7月以来のスタメン1番に入った35歳の丸が3回に出場8戦28打席ぶり安打を放つと、0―0の4回に先制適時打、2―2の6回に勝ち越し適時打、4―2の8回には犠飛で貴重なチーム5得点目を叩き出し、3安打3打点で勝利へとけん引した。

 球団ワースト記録を更新した13試合連続3得点以下という不名誉な記録もついに止まる12安打6得点での勝利。

 先発右腕・高橋礼は被安打1ながらも7四球と乱れて5回途中降板となったが、2―2の5回1死満塁で2番手として登板した堀田が4番・牧を4球で併殺打に仕留めて2022年8月5日のヤクルト戦(神宮)以来632日ぶりとなるプロ3勝目をマークしている。

 試合後、阿部慎之助監督(45)との主なやりとりは以下の通り。

 ――12安打6得点の攻撃。

 「いい形で追加点が取れていったので良かったです」

 ――打線改造。丸を1番に。

 「(二岡)ヘッドコーチの提案があったので、僕も同意して決めたんですけど、いい働きをしてくれたなと思います」

 ――低調気味だったなかであえて1番に。

 「そうですね。出塁率はいいので、経験もたくさんありますし、託したというところですね」

 ――堀田の好リリーフも大きかった。

 「もう、あれに尽きるかなと思いますね」

 ――回またぎリリーフも何人か。

 「9連戦なので、きのうも言いましたけど、やり繰りが大変ですし、なかなか3連投とかはこの時期にさせられないなと思っているので。きょうもいつもは負けパターンでいくピッチャーもこういう勝ちゲームで投げられたのは、凄く収穫だなと思いますし、彼らもいい自信になったんじゃないかなと思います」

 ――高橋礼は7四球。

 「こういう日もあるし、まぁ、反省点はあるだろうから。次の登板でどうするかという反省をして投げてくれればと思います」

 ――2番の佐々木も3安打。

 「1、2番があれだけ出塁したり、打ったりすればその後のクリーンアップにチャンスは回ってくるんですけどね。やっぱり岡本(和真)のあとというのがポイントになるかなと思いますし。なかなか勝負してくれないなかで我慢してくれればと思います」

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