【阪神・岡田監督語録】佐藤輝ベンチ、糸原スタメン的中「最近の内容を見て、いついこうかと」

2024年04月28日 18:14

野球

【阪神・岡田監督語録】佐藤輝ベンチ、糸原スタメン的中「最近の内容を見て、いついこうかと」
<神・ヤ> トラッキーとタッチをかわす阪神・岡田監督(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神4ー3ヤクルト ( 2024年4月28日    甲子園 )】 阪神は逆転勝ちで今季最多の貯金5に伸ばした。2番手の加治屋が2イニングを無失点。流れを呼び、7回の大山の幸運な逆転2点打を呼び込んだ。試合後の岡田監督の談話は以下の通り。
 ―こんなことがあるのかという逆転のワンシーンだった。
 「ねえ。外野が深いなあとは思っていたんですけどね、まあ、複数ランナーがいたので、向こうも1点勝ってるということで。打った瞬間はちょっと諦めましたけどね」

 ―直前は近本に託してダブルプレー。そこからもう一度チャンスを作り直した粘り強さ。
 「そうですね。もうちょっとね、カウント進めばちょっとなんかできたんですけどね」

 ―逆転劇を呼び寄せたのも加治屋の力投。
 「あの、打順の巡り合わせでね。(6回に加治屋に打席が)回ってたら代打だったんだけど、加治屋が一番投げてなくて元気だったので。まあ、だから2イニングね、全然問題なしに送り出せましたけど」

 ―ブルペン勝負になるとタイガースは強い。
 「まあきょうは打順が右の二人がいたので、ゲラを先にいかせたんだけど、そこもまあちょっとね流動的ですけど。まあ、本当にいいイニングというか、そこで勝ち越せたですね」

 ―才木をどう見ていた?
 「いや、最初は良かったと思ったんですけどね、ちょっと力んで、フォアボール絡みとかね、ちょっともったいなかったんだけど。もうちょっとコントロールというかね、力勝負で行くとやっぱり危ないと思いますよ」

 ―佐藤輝はベンチスタートだった。
 「いやいや、最近の内容を見ていてね、いつ(糸原を)いこうか、という感じだったんですけど、昨日の内容を見ても、いっぺん糸原でいこうというのはあったんですけどね」

 ―代打で打席が回ってきた。本人にどう這い上がってきてほしいか。
 「這い上がるって、ゲームで打つことですよ。簡単ですよ。ボールを振らないで、ストライクを打ってくれたらいいと思いますけどね」

 ―そういうところで頼りになるのが糸原。
 「ずっと代打でもヒットを打っているので。こっち(甲子園)に帰ってから、本人も準備をしていたんじゃないですかね。そういう感じがしますね」

 ―あす以降。
 「いやいや、広島は2カード目最後かな?最後の球場というか、ビジターで広島に行くんだけど、まあ、ある程度ね、今年のチーム力というかそういうのもだいたいわかってきたし。今日は才木は5回だったけど、ある程度先発がね、投げてるんで、誰に勝ちが付こうと、後ろも今の状態だとすごくいい流れなので。ヒットは出てもうちょっとね、もうちょっと早いイニングで点数がほしいですね。そしたらもうちょっと先発が楽に投げられるかも分からないので、そのへんでしょうね」

 <ペン取材>
 ―大山の場面は逆の立場でも後ろに守らせたか。
 「まあ、後ろいうても、どうなんやろうなあ。俺も分からへんけど、ベンチで見とったらだいぶ遠かったで、はっきり言うて」

 ―2アウトからの逆転は昨年も多かった。
 「(7回無死一塁の近本はカウント)1―2やったからな。2―2でもなったらな、ランエンドヒットかなんかつくれたんやけどな、カウント的にはな。なかなかあのピッチャー、大西は単独スチールは難しい。クイックがな。まあカウントでと思ってたけどな」

 ―接戦をものにする試合が多い。
 「やっぱりリリーフ陣やで。そらそうやろ。まあだから、点数が僅差になるからな。あの2人(ゲラと岩崎)がフル回転になってしまうけど、もう少し点差が開けば、もうちょっと楽に他のピッチャーも投げさせられるんやけど。そこまでまだ落ち着かんは、そら。やっと2カード目が、次で終わろうとしてるくらいやからな。どっちかいうとあの2人よりも、加治屋とか中継ぎの方が元気やで。そんなに投げてないもん。2人(岩崎とゲラ)よりは。6回7回くらいまでは先発が頑張って、接戦で競ったゲームが多いからな。どうしてもあの2人ってなるけど、もうちょっと点とったらな、あの2人休ませられるからな」

 ―2人は引き続き流動的。
 「そうやなあ、チームによって偏りがあるからな、結局は。(岩崎とゲラが)右左いうこともあるし。ヤクルトなんか代打陣の偏りが大きすぎるやんか。左の代打しか来ないというな。そう考えると、代打を出せる打順いうたら、考えたらそら(今日は)ゲラを先にいくわ。結局、(ヤクルトは)誰も代打なしでいけたやろ、左のな。そのへんは流動的になるよ。チームによって右左の関係とか、代打陣の関係もあるからな、それは」

 ―今のブルペン陣。
 「負けている時のピッチャーが、加治屋とかが2イニングをピシャッと抑えてくれるからな。そら攻撃に入りやすいよな、リズムっていうか、流れがようなってくるよな。3者凡退に抑えたりな、少ない球数とかな。ランナーが出ても、ああやってキャッチャーが刺すとかな。流れ的にもものすごいいい流れで攻撃できてるから。後半特にな、ブルペン陣がみんなな」

 ―梅野の二盗阻止は変化球だった。
 「いやいや、準備はしとったよ。前から」

 ―2戦目、3戦目は守備もバントもしっかり。
 「いや、もう初戦はおかしかったやろ。そんなん。1年に何回か、ああいう試合はあるよ。普通にな。ちゃんとアウトにするところをアウトにするとか、ストライクバントでちゃんとやるっていう。そういうことを繰り返していけばいいだけの話や、それは」

 ―糸原が準備していたと。
 「なんかそんな感じやったよ。そろそろ来るんちゃうかなと」

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