巨人・高橋礼、今季3勝目ならず 1安打投球も7四球と荒れ、5回途中降板「野手の方に申し訳ない」

2024年04月28日 16:04

野球

巨人・高橋礼、今季3勝目ならず 1安打投球も7四球と荒れ、5回途中降板「野手の方に申し訳ない」
<D・巨>4回、DeNAに同点に追いつかれ険しい表情でベンチへ引き揚げる高橋礼(撮影・会津 智海) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人―DeNA ( 2024年4月28日    横浜 )】 巨人の高橋礼投手(28)が28日のDeNA戦(横浜)で今季5度目の先発登板。被安打1ながら3連続を含む7四球と荒れて5回途中2失点で降板し、今季3勝目を手にすることはできなかった。
 3試合連続で小林とバッテリーを組み、マウンドへ。味方打線が初回、3回とともに2死満塁の先制機を逃すも、4回には丸の適時打と佐々木の適時三塁打で待望の2点をもらった。

 だが、2―0で迎えたその裏だった。

 高橋礼は先頭の佐野を四球で歩かせ、続く牧に左翼線二塁打されて無死二、三塁。宮崎にはストレートの四球で無死満塁とピンチが広がった。

 ここで打席に入った楠本の二ゴロで1点差とされると、続く関根の二ゴロで2点目も失い、2―2の同点。

 さらに5回には1死から度会、石上、佐野に3連続四球を与えて満塁に。明らかに制球に苦しむ珍しい姿に、ここで阿部慎之助監督(45)がマウンドへ向かって投手交代となった。

 1死満塁で2番手としてマウンドに上がったのは右腕の堀田。打席には4番・牧が入り、しびれるシーンだったが、4球で三ゴロ併殺打に仕留める好リリーフで勝ち越しを許さず。高橋礼の1試合2失点は移籍後初だったが、3失点目は許さなかった。

 投球内容は4回1/3で打者21人に対して92球を投げ、1安打2失点。1三振を奪い、与えた四球は7つだった。

 高橋礼は7日のDeNA戦(東京D)で6回3安打無失点と好投し、ソフトバンク時代以来1086日ぶりとなる待望の今季初勝利。14日の広島戦(東京D)も7回2安打1失点の快投で2連勝を飾った。

 前回登板した21日の広島戦(マツダ)でも5回4安打無失点の好投。チームは0―0で迎えた6回に小林の犠飛で先制したものの、直後に中断して結局5回降雨コールドとなり、小林の先制犠飛は幻に。0―0で引き分けて勝利投手にはなれなかったが、プロ7年目で初完投を記録していた。

 なお、高橋礼の今季これまでの最多与四球は3月31日の阪神戦(東京D)で与えた2だった。

 ▼高橋礼 先制点を取ってもらった次の回に四球から点を取られたことが反省点です。野手の方に申し訳ない。次は同じ失敗をしないように調整してきます。

おすすめテーマ

2024年04月28日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム