ロッテ藤原3年目飛躍へいいとこ取り ギータ&大島から左打ちの極意学び「追い込まれてから本塁打を」

2021年01月25日 05:30

野球

ロッテ藤原3年目飛躍へいいとこ取り ギータ&大島から左打ちの極意学び「追い込まれてから本塁打を」
ロッテの藤原 Photo By スポニチ
 いいとこ取りで3年目の飛躍を目指す。ロッテ・藤原が浦和市内の2軍施設での自主トレを公開。1月に両リーグの左の好打者との自主トレをはしごしたことを明かし、手応えを口にした。
 「いろいろ(自主トレに)行かせてもらって、昨年と比べても手応えがある」

 年明け5~15日は大阪で、2年連続セ・リーグ最多安打の中日・大島、大阪桐蔭の同期・根尾らとの自主トレに参加。17~22日は広島で、チームメートの安田とともにパ・リーグで首位打者2度、MVP1度のソフトバンク・柳田の自主トレに加わった。両リーグを代表する左打ちの外野手。大島からは体づくりを学ぶなど、得たものは多かった。

 「日本一の選手。あれくらい飛距離もそうだが、スケールの大きい選手になりたい」という柳田には質問攻め。最も印象に残ったのは追い込まれた後の打撃への心構えだった。「変えてないよ。三振でもいい当たりでもアウトはアウト」。その言葉に考え方を改め「状況にもよるが、2ストライクに追い込まれてから本塁打を打てる打者になりたい」と思いを新たにした。

 昨季は開幕2軍でスタートし、10月にチーム内でまん延した新型コロナウイルス危機の中で1軍昇格。26試合で3本塁打を記録し、CS進出に貢献した。今季は下半身を使う意識を高め、定位置獲りと、2桁本塁打を目標に掲げた。

 沖縄・石垣島キャンプでは平成の3冠王、松中信彦氏が臨時コーチを務める。「あんな凄い成績の方にコーチしてもらえる機会はない」。高卒3年目の大器が、実績ある好打者の教えを受け、主力選手への階段を上る。(君島 圭介)

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