コロナ感染予防徹底、地域医療に負担かけない春季キャンプに

2021年02月01日 05:30

野球

コロナ感染予防徹底、地域医療に負担かけない春季キャンプに
12球団の主なキャンプ予定地 Photo By スポニチ
 日本野球機構(NPB)がまとめた無観客での「春季キャンプの新型コロナウイルス感染予防ガイドライン」は、地域の医療機関に負担をかけないように監督、コーチ、選手だけでなく、キャンプに関わる全ての関係者に感染予防の徹底を求めている。
 検温など毎日の健康チェックや日常的なマスクの着用、小まめな手洗い、3密(密閉、密集、密接)の回避を求め、不要不急の外出や外食を控えるように呼び掛けている。球場では動線を分け、ロッカールームやシャワー室などの時間差での利用や食事の際には距離を置いて対面にならないように座ることを推奨。体調不良者が出た場合の隔離部屋を各球場に設置する。

 練習中や試合中は、昨シーズン同様に素手でのハイタッチや握手、唾を吐く行為は禁止される。

 ≪外国人入国禁止も…若手にチャンス≫例年のキャンプなら新外国人選手が話題になるが、今年はコロナ禍で政府が外国人の新規入国を一時停止。多くの選手の来日やビザ取得の手続きが遅れている。DeNAと西武に関しては外国人全選手の来日が未定で、調整への影響が懸念されている。日本ハムの栗山監督が「いない前提で考え、準備をする」と話すように、例年以上に若手を鍛えるキャンプとなる。

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