歩いて帰った日南…広島・奨成がつぶやいた決意「僕は肩の強さでプロに入れた」いつか捕手として

2021年04月17日 05:30

野球

歩いて帰った日南…広島・奨成がつぶやいた決意「僕は肩の強さでプロに入れた」いつか捕手として
<中・広>レフトでスタメン出場した中村奨(撮影・椎名 航) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   広島7-3中日 ( 2021年4月16日    バンテリンD )】 【記者フリートーク】広島・中村奨の入団直後、2軍春季キャンプの入場者数が1軍を超えるなど「奨成フィーバー」が起きた。強肩に注目が集まり、送球するだけで観衆は異様に盛り上がった。練習後はファンサービスに追われ、誰もいなくなった球場から宿舎まで連日一人で歩いて帰った。その道中、「僕は肩の強さでプロに入れた。だから、それ(歓声が起きる)ぐらいできないとダメだと思っています」と捕手への強いこだわりを聞いた。
 会沢、坂倉ら1軍捕手の層は厚く本職だけでは出番が限られる。「捕手としてのプライドは持っている」。新たなポジションでの出場を歓迎しながらも、捕手として歓声を浴びる日を夢見ている。(広島担当・河合 洋介)

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