駒大秘策“信頼のエンドラン”でサヨナラ勝ち

2021年04月20日 16:40

野球

駒大秘策“信頼のエンドラン”でサヨナラ勝ち
<駒大・立正大>9回1死満塁、相手の野選を誘う打球を放ち、サヨナラ勝ちを収め、米山(下)と喜び合う駒大・大森(撮影・河野 光希) Photo By スポニチ
 【東都大学野球・第4週第1日   駒大8―7立正大 ( 2021年4月20日    神宮 )】 空振りはしてはいけない。ストライクが来たら、必ずバットに当てる。ボール球は見逃す。駒大・大倉孝一監督は、2番打者の大森廉也(2年)を信頼して、サインを出した。
 7―7の1死満塁。フルカウントからの6球目、3人の走者がスタートを切った。大森が放った打球は遊ゴロ。併殺を狙い二塁に送球したが、一塁走者の浦口輝(3年)が二塁セーフ。1点が入り、サヨナラ勝ちが決まった。大倉監督は「ヒットエンドランでしたからね」と3時間34分を超える乱打戦を制し、息をついた。

 1番の浦口は2安打2四球で4度、出塁。2盗塁を決めて、今春リーグ戦では早くも7盗塁となった。昨年までは1試合もリーグ戦出場はなかった。「打撃と守備と送球とかが課題だった」とオフの取り組みが実り、1番に定着した。50メートルは5秒8の俊足。「投手の癖を見たり、スタートとスライディングを意識している」と明かした。

 初回に右越え適時二塁打、8回には一時勝ち越しとなる中犠飛を放った新田旬希主将(4年)は「(8回の犠飛は)何が何でも当ててやろうと思って入った。それが結果につながった」と胸を張った。両チーム合わせて22安打の打ち合いを制し、チームの連敗は2で止まった。(川島 毅洋)

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