阪神・ガンケル メッセ、マテオ以来の球団助っ人開幕5連勝 野手陣に「本当に感謝」

2021年05月03日 05:30

野球

阪神・ガンケル メッセ、マテオ以来の球団助っ人開幕5連勝 野手陣に「本当に感謝」
<神・広>5回3失点の力投を見せたガンケル(撮影・成瀬 徹) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神7ー3広島 ( 2021年5月2日    甲子園 )】 苦投の末につかんだ白星が、助っ人右腕の流れの良さを如実に示した。阪神・ガンケルは今季自身最短となる5回を投げ、7安打3失点もリーグトップに並ぶ5勝目。球団助っ人では17年のメッセンジャー、マテオ以来となる開幕5連勝を飾った。
 「調子も良くなかったし、相手を抑えることに苦労したことも多かったけど(野手陣が)よく守ってくれたし逆転もしてくれたから本当に感謝している」

 毎回先頭打者の出塁を許す中で3点に抑えた。今季ワーストの内容でも、大崩れしなかったことが逆転勝利につながった。矢野監督も「苦しい展開で。その中でも粘ったところもあったので、勝ちが付いたのはチーム全体で大きい」と喜んだ。

 2軍ではアルカンタラが昇格の準備を進め、有限の外国人枠を考えれば油断できない状況ながら、投げればチームが勝つ「不敗神話」は大きなアドバンテージ。次週の先発についても指揮官は「予定通り」と明言した。高まる緊張感。米国ではマイナー一筋で地道に腕を振ってきた男にとって競争は臨むところだ。(遠藤 礼)

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