広島・栗林のフォークは独特な指の開き 永川コーチも認める一級品

2021年05月05日 06:20

野球

広島・栗林のフォークは独特な指の開き 永川コーチも認める一級品
<広・巨(8)>9回に登板した栗林は無失点に抑え新人として14試合連続無失点の新記録を達成 (撮影・奥 調) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   広島1-1巨人 ( 2021年5月4日    マツダ )】 【記者フリートーク】本紙カメラマンいわく、栗林はフォークのリリース後も人さし指と中指を広げたまま腕を振っていると言う。そんな投手は、めったにいないらしい。当の本人は「初めて言われました」と驚いていた。球を強くつかもうとする意識がそのままの形として残っているでは…と自己分析していた。
 広島でフォークの使い手と言えば、背番号20の前任者・永川投手コーチ。春季キャンプ中に「フォークを見ていただけませんか」と打席に立ってもらったことがあった。「フォークの話はマニアックで長くなるから、これから話し合っていこう」と伝えられたが、その後「フォーク談議」は行われていないと言う。その理由を永川コーチは「僕の要素が入らない方がいいくらい。いまの段階で技術的に言うことはない」と説明する。

 試合後、「いま(一番)自信のある球」と言い切った勝負球。鋭く落ちる背景には、投球後の独特な指の開きが関係しているのかもしれない。(広島担当・河合 洋介)

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