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中日・大野雄の奪三振の「美学」とは「投手ができる最もいいアウトの取り方」 復活登板で1000奪三振

2021年05月21日 22:28

野球

中日・大野雄の奪三振の「美学」とは「投手ができる最もいいアウトの取り方」 復活登板で1000奪三振
<中・巨(9)>力投する中日・大野雄 (撮影・森沢裕) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   中日1ー1巨人 ( 2021年5月21日    バンテリンD )】 復帰登板となった中日・大野雄は7回3安打1失点。白星こそ逃したものの、不安を払拭させる99球だった。
 「序盤から飛ばして後半、スピード的には落ちたが、7回まで投げられた。体も問題なく投げ切れてよかった」

 5回2死から広岡に先制ソロを浴びたものの7回1死では見逃し三振でリベンジに成功。この三振がプロ通算1000奪三振となり、記念の花束を手に頭を下げた。

 昨季、初の奪三振王に輝いた左腕にとって、三振は「投手ができる最もいいアウトの取り方」と胸を張る。一方で「どんな形でもアウトを取ることが大事。三振は取れればいいが、狙っていくでなく1つ1つ、アウトを積み上げていく」と謙虚な姿勢も忘れなかった。

 上肢のコンディション不良で、16年を最後に一度も無かった故障による抹消を経験。それでも4日のDeNA戦後、17日という短さで戦線復帰し「離脱した分、これからバンバン、イニングを投げていかないと」と頼もしい言葉が飛び出した。

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