「地元」神戸弘陵が歓喜の日本一 史上初の高校女子決勝甲子園開催を制した

2021年08月23日 19:03

野球

「地元」神戸弘陵が歓喜の日本一 史上初の高校女子決勝甲子園開催を制した
<女子硬式野球選手権大会決勝 神戸弘陵・高知中央>優勝し、喜ぶ神戸弘陵ナイン(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【第25回全国高校女子硬式野球選手権大会決勝   神戸弘陵4-0高知中央 ( 2021年8月23日    甲子園 )】 第25回全国高校女子硬式野球選手権大会決勝が23日、甲子園球場であり、神戸弘陵(兵庫)が高知中央を4ー0で下し、5年ぶり2度目の全国制覇を成し遂げた。
 史上初となる「聖地」で開催されたファイナル。地元兵庫の神戸弘陵が常に試合の主導権を握った。2回1死一、三塁から安藤がスクイズで先取点。さらに中前打などで1死満塁として、師子鹿が再びスクイズで追加点。信貴の2点適時打で、この回一挙4点を奪った。

 先発の2年生左腕・日高が走者を背負いながら粘りの投球。最終7回には、エース右腕の島野がMAX118キロのストレートで、試合を締めくくった。

 「決勝を甲子園でやるなんて夢のまた夢。雨が続いて本当にできるのか不安だったけど、みなさまの尽力があって、試合ができた。本当に感謝しています」

 神戸弘陵の石原康司監督が感慨を言葉にこめた。小林芽生主将も声を弾ませる。

 「最高の舞台を与えていただいて、優勝できて最高です」

 最後は涙で声を詰まらせた。女子にも「門戸」が開かれた甲子園。歴史的一歩が、女子野球の振興につながっていく。

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