阪神・矢野監督 打線組み替えズバリ!!2番・中野、7番・木浪がそろって結果

2021年08月23日 05:30

野球

阪神・矢野監督 打線組み替えズバリ!!2番・中野、7番・木浪がそろって結果
<中・神>6回、中野は左前打を放つ(投手・小笠原)(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神2ー0中日 ( 2021年8月22日    バンテリンD )】 後半戦9試合目で初めて打線を組み替えた阪神・矢野監督の勝負手が、勝利につながった。6月27日から不動の2番だった糸原を先発から外し、7番だった中野を2番に昇格。7番には6月1日以来の先発となる木浪を二塁で起用。2人がそろって結果を残した。
 「(糸原)健斗がちょっと、元気ないというとあれなんだけど、疲れもあるしね。あいつが引っ張ってくれていたところは今までもあったんで。逆に、聖也(木浪)がそのワンチャンスをしっかりものにしてくれたのは、健斗にもいいし、チームにもいいこと」

 相手先発が左腕の小笠原にもかかわらず、先発起用された木浪は2回2死からの第1打席でいきなり右前打。続く5回1死では中前打と猛アピールに成功した。

 「頂いたチャンスだったので、何が何でも結果を残すというか。まだまだですけど継続してやっていきたい」

 中野は6回1死一塁で外角への難しい球に食らいついて三遊間を破り近本とのヒットエンドランを決め、この回の追加点を演出。指揮官も「中野が決めてくれたのが本当に大きい」と絶賛した。計5安打で打線爆発とはいかなかったが、主力にとっても、いい刺激になったはずだ。(山添 晴治)

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