巨人トンネル抜け出せず…ドローで13戦勝利なし CS進出には半歩前進

2021年10月20日 05:30

野球

巨人トンネル抜け出せず…ドローで13戦勝利なし CS進出には半歩前進
<D・巨>7回、厳しい表情で戦況を見つめる原監督(左から2人目)、阿部作戦コーチ(同3人目)ら巨人ナイン(撮影・光山 貴大)  Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人4-4DeNA ( 2021年10月19日    横浜 )】 巨人は徹底した逆方向打ちで4得点を奪ったが、連敗を10で止めることができず今季20度目の引き分け。10月2日に勝利して以来17日間、13試合で勝利がない原監督は「主導権を久しぶりに握れた試合」と捉えたが、元木ヘッドコーチは「何としてでも勝ちたい」と語った。
 攻撃の意図は明白で、チーム全7安打が中堅から逆方向だった。球を見極め、呼び込んで打ち返した。だが8回に同点に追いついた直後。なお1死一塁で中田が遊ゴロ併殺に倒れた。6回に右越え二塁打で実践していたが要所で力みが出た。

 16日の広島戦で右手首付近に死球を受けた坂本もフル出場。原監督は「100%ではないけど、こういう時期ですし(先発で)行くでしょう」と見通しを語った。依然、原政権下で初の11連敗の危機は続くが、CS進出には半歩だけ前進した。(神田 佑)

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