初戦完敗の阪神・矢野監督「あれを外されるとは」 手の内見抜かれたような5回の逸機を悔やむ

2021年11月06日 17:51

野球

初戦完敗の阪神・矢野監督「あれを外されるとは」 手の内見抜かれたような5回の逸機を悔やむ
セCSファーストS<神・巨(1)> 5回無死一塁、小林はマルテの二盗を阻む(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【セCSファーストS第1戦   阪神0-4巨人 ( 2021年11月6日    甲子園 )】 9回2死満塁まで攻めながら、代打・原口が三直に倒れ、大事な初戦を零封負けで落とし、後がなくなった阪神・矢野監督は「やっぱり点を取らないと勝てない。菅野はいつもよりストレートに力があった。前半から飛ばしていた」と7回2安打に抑え込まれた菅野の投球を認めた。
 ポイントは1点を先制された直後の5回の攻撃。先頭のマルテがチーム初安打となる左前打で出塁。得点圏にどう進めるかが注目だったが、糸原の2球目にマルテがスタート。巨人バッテリーは大きくウエストして、マルテを二塁で刺した。

 「あれを外されるというのは、何か根拠が…。かなり高い確率でなければ外せない。こっちとしては対策していきます」と矢野監督は手の内が見抜かれたことに唇をかみ締めていた。

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