阪神・近本 肉体改造で「200安打ボディー」完成!!個人トレーナーも太鼓判「必然的に達成する数字」
2022年01月26日 05:30
野球
![阪神・近本 肉体改造で「200安打ボディー」完成!!個人トレーナーも太鼓判「必然的に達成する数字」](/baseball/news/2022/01/26/jpeg/20220126s00001173098000p_view.webp)
「ホームランも増えると思うし、200本安打も必然的に達成する数字だと思う。このままいけば、有言実行できるのではないかなと期待しています」
その根拠は…。ヨガ、水泳、体操、サッカーなど、さまざまな練習法で準備を進めたが、特に柔軟性向上とパワーアップに成功したことがパフォーマンスのさらなる進化が見込める一大要因という。
まずは昨オフから導入したアニマルトレーニングだ。エンゼルスの大谷翔平もウオーミングアップで取り入れるメニュー。「動物的な動きなので、より凝り固まりやすい関節周りなどの可動域を出したり、柔軟性が出たりする。体幹を主として手足を動かすので、その強化にもつながる」(仲林トレーナー)。それが今まで使えていなかった体の力をも呼び起こし、スイングスピードとパワー向上につながるとともに体のバランスも整えた。
ウエートトレーニングにも従来以上の時間を割いた。重りをかついだスクワットなどで徹底的に下半身を鍛えるとともに、6キロの重りを振り子のように左右に振るエクササイズ要素も取り入れたメニューを消化。「重りを持ち、その中で動きのあるメニューを入れることにより、可動域の広がり、筋力強化につながるトレーニングです」(仲林トレーナー)。その効果は自主トレ中から表れた。
約80メートル先のフェンスに向けて打つロングティーだ。昨年は1~2本の柵越えが精いっぱいだったが、今年は数え切れない打球が柵の向こう側へ消えた。近本が「もっと後ろから打たなあかん」とつぶやいたほどという。パワー、柔軟性、バランス…シーズン200安打到達へ、3大要素を手にしたわけだ。
思わぬ効果も発覚した。「去年は治療をしていても張りやゆがみがあったが、今年は全くない」(仲林トレーナー)。体の使い方が上達したことが故障予防にもつながるという。土台はできた。あとはその上に、技術を積み重ねるのみだ。(長谷川 凡記)
《守備向上目指し新メニュー》近本が今オフから練習メニューに取り入れたバク転、バク宙の意図が守備向上を目的としたものであったことが判明した。外野の守備で頭上を越えそうな打球に備え、本人が「体の背面部の感覚を研ぎ澄ましたい」と希望した結果、最適メニューとしてバク転、バク宙が採用された。同じ目的で、フライングディスクを用いて背走するメニューにも取り組んだという。2年連続のゴールデングラブ賞獲得に向け、守備面の強化にも余念なしだ。
▽アニマルトレーニング 動物の動きを取り入れたエクササイズで「アニマルフロー」「アニマルムーブメント」などの名称がある。体幹の強化や柔軟性、俊敏性の向上などに効果があり。道具を使わず自宅でも手軽に行える。
おすすめテーマ
2022年01月26日のニュース
特集
野球のランキング
-
日本ハム ファーム施設利用の選手、関係者は全員陰性と発表 24日に木田2軍監督がコロナ陽性判定
-
新庄ビッグボス PR用ゲリラ名刺の転売続出に苦言 1枚3万9800円の高値に「勘弁してよ」と怒り
-
“ビッグ・パピ”オルティス氏が米野球殿堂入り ボンズ、クレメンス両氏は資格最終年で落選
-
女子野球は「未来しかない」(2)タウン認定第1号の佐賀・嬉野市 始まりは「球場に女子トイレがない!」
-
-
【内田雅也の追球】原点に回帰する「聖地」 女性と子どもへのやさしさを備えた甲子園プラス
-
新庄ビッグボスの“奇跡”独占秘話 04年キャンプでのアーチ、直撃した少年の未来を救っていた
-
ノムさん孫・野村沙亜也さんの夢 野村家のDNA、大谷の活躍に触れ「野球で日米の懸け橋に」
-
キャンプまで1週間も…コロナ感染相次ぐ 西武・山川&川越、中日は郡司ら5人
-
ソフトBドラ1・風間球打「僕は“オバQフォーク”投げたい」、憧れの千賀から学んで宝刀継承に意欲
-
ソフトB・武田 自費で“3D秘密兵器”購入 開幕ローテ入りへ「まだ若い子には負けない」
-
巨人ドラ5・岡田「尾崎豊魂」で開幕1軍目指す「22の夜」、ファンからスターへ憧れからの「卒業」
-
巨人ドラ3・赤星 ブルペンで満足の30球 スタミナ面アピール ドラ1大勢は「感覚はまだまだ」
-
巨人・岸田 正捕手へ5年目の決意「このまま終わってしまうという気持ちで」
-
日本ハムのスピードスター五十幡、“レッドスター”赤星氏の走塁指導熱望 新庄監督が臨時コーチ打診中
-
ヤクルト・奥川 3年目は「軽量化グラブ」で挑む 新人に助言「自分のペースで」
-
ヤクルト・高梨 同学年の一般女性と結婚 交際期間1年、8日に婚姻届
-
オリ・ドラ7小木田結婚していた 高校同級生と交際6年経て「普通に車の中で“結婚しよう”と言いました」
-
西武ドラ2・佐藤は「出来杉君」筑波大出身の頭脳派左腕、ブルペン投球で優等生ぶり披露
-
DeNA・エスコバー 延長12回制歓迎「投げるチャンスが増える」
-
DeNAドラ3・粟飯原 一発の魅力で「オンリーワン」へ
-
楽天・鈴木大 3年連続全試合出場へ定位置争い激化も「バチバチ競争」
-
ロッテ・二木 先発争いから出直し「首脳陣の目に留まるような何かを出したい」
-
中日 5選手がコロナ陽性 森、垣越らいずれも無症状も所轄保健所の指示に従い自宅療養へ
-
広島・松山 クリーンアップ再奪取へ打率重視の原点回帰!体重6キロ減量で3連覇ボディー取り戻した
-
MLB労使交渉に動き 誠也 広島から卒業しメジャーに前進 モチベーション悩むも前向きに
-
阪神・近本 肉体改造で「200安打ボディー」完成!!個人トレーナーも太鼓判「必然的に達成する数字」
-
阪神・及川 “22年開幕投手”意欲 「2・3」チーム初実戦形式で「投げられそうな調整でやってる」
-
阪神・伊藤将が開幕名乗り プロ2年目は85年・池田親興以来 “能見の教え”胸に「そこを目指して」
-
阪神・佐藤輝 2年目キャンプは技術優先「筋トレに力を入れる体力は残っていない」
-
阪神・浜地 “千賀の一声”でフォーム修正 肘の位置を指摘され「やるべき方向性が見つかった」
-
マイペース貫く!!阪神ドラ1・森木 4度目ブルペンも捕手座らせるのは来月から「慌てず、じっくり」
-
阪神ドラ2・鈴木 “プロ仕様”フォーム研究 硬いマウンド対策「一球一球確認しながら」
-
新施設「甲子園プラス」3月3日オープン 子ども向け施設、飲食店11店舗出店 阪神電鉄が発表
-
セ・リーグ今季公式戦日程発表 3.25午後6時、阪神―ヤクルトで開幕
-
将来野球界に貢献する人材発掘へ「野球データ分析競技会」開催
-
和歌山東 10年4月に軟式から硬式に移行 米原監督がゼロからつくり上げた「魂の野球」聖地で開花の時
-
MLB労使交渉 選手会が譲歩案提示 交渉次第でキャンプの開始に影響
-
ボンズ氏、クレメンス氏ら資格最終年 殿堂入りなるか 26日発表